記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2019年8月1日発売)
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母親の手記で泣いてしまう。
お金もカウント出来ないのに大学に行かせるとか、事故の原因になったバイクに乗せるとか、ご飯も炊けない状態で一人暮らしさせるとか、つい自分だったら制限していただろうと考える。
その点、庇うほど自立出来なくなるとある程度突き放せる父性ってすごい。

なぜなぜ??を繰り返す著者。
純粋で無垢な感性。

そして絵や染物を通して自らを表現することで彼自身も救われている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年7月4日
読了日 : 2020年7月4日
本棚登録日 : 2020年7月4日

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