かなり古典ですが、競馬関係の本では名作に上げられる一冊。作家の山口瞳氏が全国の地方競馬を巡っての紀行文です。文章はさすがに上手い。
沢木耕太郎に頼まれた馬券が万馬券的中だったとか、笠松時代の安藤克己(当時21歳)が出てきたりで、なかなか面白い。
ところでこの本は文章もなかなかユーモアがあって面白いのですが、なんとなく嫌らしさも感じる。作家さんの大名旅行的雰囲気というか上から目線というか・・・。
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カテゴリ:
山口 瞳
- 感想投稿日 : 2009年1月13日
- 本棚登録日 : 2009年1月13日
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