野呂邦暢のおすすめランキング

プロフィール

野呂邦暢(のろ・くにのぶ)
1937年長崎市生まれ。戦時中に諌早市に疎開、長崎被爆のため戦後も同市に住む。長崎県立諫早高校卒業後上京するもほどなく帰郷、1957年陸上自衛隊に入隊。翌年除隊し、諌早に戻り家庭教師をしながら文学をこころざす。1965年「ある男の故郷」が第21回文學界新人賞佳作入選。1974年自衛隊体験をベースにした「草のつるぎ」で第70回芥川賞受賞。1976年、初めての歴史小説「諌早菖蒲日記」発表。1980年に急逝する。著書に『愛についてのデッサン』(ちくま文庫)、『野呂邦暢ミステリ集成』(中公文庫)、『野呂邦暢小説集成』(文遊社)、などがある。

「2021年 『野呂邦暢 古本屋写真集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野呂邦暢のおすすめランキングのアイテム一覧

野呂邦暢のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『愛についてのデッサン ――野呂邦暢作品集 (ちくま文庫)』や『こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)』や『愛についてのデッサン――佐古啓介の旅 (大人の本棚)』など野呂邦暢の全87作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

愛についてのデッサン ――野呂邦暢作品集 (ちくま文庫)

669
3.71
野呂邦暢 2021年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

家にあった本。古本屋の若き店主が主人公の連作短編集とその他の作品集。亡き父の生い立ちや古書を通して知った人の秘密を知る。独特の雰囲気が好み分かれるかも。私... もっと読む

こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)

610
3.16
阿川佐和子 2017年10月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一杯の珈琲を巡って蘇る記憶、溢れてくる様々な想い。作家たちの青春時代や近況を窺い知ることができる。珈琲を淹れることは心を落ち着かせる儀式。芳醇な豆の香り。... もっと読む

愛についてのデッサン――佐古啓介の旅 (大人の本棚)

152
3.95
野呂邦暢 2006年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「古書ミステリー倶楽部」短編集に収録されていた「若い砂漠」から流れてきました。 どなたも書かれてらっしゃいますが、本当に、読み進めるのが勿体無くなるよう... もっと読む

夕暮の緑の光 (大人の本棚)

150
4.10
野呂邦暢 2010年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

42歳で早世した芥川賞作家による随筆集。 「モクセイ地図」では、脳裡にある金木犀の所在を示す地図をひろげる。秋になれば漂ってくる香りで自然にそれと知り、... もっと読む

野呂邦暢ミステリ集成 (中公文庫 の 17-1)

117
3.81
野呂邦暢 2020年10月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どの短編もミステリとして真実や結末を知りたくて読み進めたのだけれども、読後感はまさに文芸を読んだもの! なんの変哲もないような日常からちょっとしたことで浮... もっと読む

野呂邦暢 古本屋写真集 (ちくま文庫)

113
3.86
野呂邦暢 2021年11月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 2015年に盛林堂書房から刊行された元版に、新たな写真を加え、野呂のエッセイ、編者の対談を増補した一冊。  野呂邦暢という作家の名前を知ったのは、201... もっと読む

白桃―― 野呂邦暢短篇選 (大人の本棚)

112
4.33
野呂邦暢 2011年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『「え?」「いや、何でもない」と弟は口ごもった。目のまえに出現した夜景の珍しさを再び兄に語ろうとして、そのとき自分の見ている物を兄もまた必ずしも見ていると... もっと読む

草のつるぎ,一滴の夏: 野呂邦暢作品集 (講談社文芸文庫 のE 1)

57
3.59
野呂邦暢 2002年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦後、まだ米国による統治の残り香が漂う中、自衛隊に入隊した青年の自伝的記録「草のつるぎ」。 皆と同じであるために、却って皆を憎んでしまう主人公。何者かに... もっと読む

ほろ酔い天国 (ごきげん文藝)

53
2.87
坂口安吾 2018年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

41人の有名作家による、酒にまつわるエッセイ集。太宰治、坂口安吾などかなり昔の人達のものも多い。 粋に酒を飲む、というよりも強くない酒に酔いつぶれたり、... もっと読む

夕暮の緑の光

39
4.00
野呂邦暢 2020年4月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓ https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC0... もっと読む

芥川賞全集 第10巻 鶸,月山,草のつるぎ,土の器,あの夕陽,祭りの場,岬,志賀島

30
3.33
三木卓 1982年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/319726 もっと読む

日本史の旅人-野呂邦暢史論集 (中公文庫 の 17-2)

30
3.00
野呂邦暢 2023年6月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 作家の野呂さんの作品は何編か読んだことがあるし、古本屋巡りが好きだったことなども知ってはいたが、日本の古代史、特に邪馬台国に興味関心を持っていて、『季刊... もっと読む

諫早菖蒲日記

29
3.80
野呂邦暢 2010年5月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 舞台は、幕末の諫早藩(安政~)。  諫早藩というのは、佐賀鍋島藩の支藩です。  ヒロインは、15歳の女の子、志津。  父は、諫早藩の砲術指南役。  この... もっと読む

棕櫚の葉を風にそよがせよ (野呂邦暢小説集成1)

29
4.00
野呂邦暢 2013年5月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「若い砂漠」を読んで、著者の他の作品も読もうと思い手にした一冊。装丁に惹かれて取り敢えず取り掛かった物の、中の文字列(と云うのかな)が妙な行間で読み難かっ... もっと読む

野呂邦暢小説集成5 諫早菖蒲日記・落城記 (野呂邦暢小説集成 5)

27
4.00
野呂邦暢 2015年5月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 「諫早菖蒲日記」・「花火」を読み終えました。傑作だと思います。動乱の時代の片田舎に生きる15歳の少女の日記でした。父は小藩の砲術師範、仲間(ちゅうげん)... もっと読む

落城記 (文春文庫 190-2)

23
3.80
野呂邦暢 1984年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 今は亡き佐賀・諫早出身の野呂邦暢の作品。この物語は戦国時代に諫早の領主であった西郷氏と秀吉の威光を得て攻めてきた龍造寺氏との攻防を、諫早の姫君・梨緒(り... もっと読む

草のつるぎ/一滴の夏 野呂邦暢作品集 (講談社文芸文庫ワイド)

23
3.67
野呂邦暢 2016年3月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「狙撃手」 自衛隊の話 自らを完璧に律してきたはずの狙撃手が 競技会で最後の一発にのぞむさい なぜかとつぜん、標的を外したい気分になってしまう ... もっと読む
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