The Brief and Frightening Reign of Phil
- Riverhead Books (2005年9月6日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9781594481529
感想・レビュー・書評
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日本語題は『短くて恐ろしいフィルの時代』。
2012年2月放送の「週刊ブックレビュー」で紹介されていて、面白そうなので原書で読んでみた。
ストーリーが本当に奇想天外で、意味分からなくて、「え?」って感じに何回もなる。SFで専制君主、超国家主義を描く感じが、最近読んだジョージ・オーウェルの『1984』と似ていた。また、フィルが"To be unable to distinguish a jail from a Peace-Encouraging Enclosure..." (p.102) と言うあたりは、最近読んだ『The No-no Boys』の、第二次大戦中の日系アメリカ人に起こったことと似ているように感じた。フィルの周りにいる外ホーナー人の愚直さが面白おかしく描かれていたり、(フィルのお父さんがピクニックでふざけて石ころを内ホーナー国に向かって投げ込んでいると、)"when one of the Inner Honerites, apparently unable to grasp the difficult concept of lighthearted playful joshing, claimed..." (p.105) という書き方など、面白いと思った。(12/03/26)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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