モモ: 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
- 岩波書店 (1976年9月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001106879
感想・レビュー・書評
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エンデの遺言を読んでからモモを読むと、時間貯蓄銀行の連中が、非常にリアルに、別な意味で不気味に感じてしまう。
そして、ここに書かれていることが、いまリアルに起きていることのように思えてならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
10歳の頃からのわたしのバイブルです。
何年たっても、エンデには魅せられます。 -
時間のゆとりや考え方を再確認させてくれる話。
ずっとずっと大好きです。
時間に余裕のないときにこそ読み返したい一冊です。 -
子供の頃穴が空くほど読み劇を見て、大人になった今読むモモ。1976年から続く物語は今も手渡れ、灰色の男たちを忘れそうになると決まって現れる。まるでカシオペイア。子供の時は灰色の男が怖くて哀れだった。大人の私はどう立ち向かうだろう
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一度は読みたいと思っていた本。
ようやく読めた。
名作。
大切な人との時間を大切にせねばと思わせてくれる。
空想とリアリティのバランスがちょうどよく
あたたかい気持ちになれる本だった。 -
実際に読んだのは30年を軽く超える昔
今回初参加の #ブックサンタ に選びました -
大人になって仕事を始めると自分の時間が短くなり、つい効率化を図ろうとしがちですが、それだけが幸せではないんですよね。
時には心を休め、他愛ないことに時間を割く。それもまた幸せなんだと思います。
そして、それに気が付くことが出来たのは、モモという少女を通して教えてくれたこの物語のおかげです。 -
人形劇モモ鑑賞前に一気読み。明日のひとみ座公演が楽しみ。
小学生の時読んでいたかった。 -
モモがキュート。
こうして月を見ているかぎり、ふたりは永遠に死ぬことはないよ。 -
大人になってから読んでも満足できる