空をとぶ小人たち―小人の冒険シリーズ〈4〉 (岩波少年文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140651

感想・レビュー・書評

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  • いつもはアリエッティたちに、人間はそれほど関わらないんだけど、今回は、重要な役割を果たしていて、それがおもしろかった。お金のために、アリエッティたちをさらったりする。人間には、いい人だけじゃなくて、関わっちゃいけないような人もいるんだということが、ちょっと残念だなって思った。
    さらわれたところから、気球でから脱出するシーンが一番ドキドキした。うまくいくかわからないし、ハプニングもあって、すごくハラハラしたけど、成功してよかった。(小6)

  • ものすごく面白かった。ポットやアリエッティー、ホミリーの心情や気持ちが、不思議なくらいにすごくよくわかる。

  • 模型の村《リトル·フォーダム》にたどり着いた小人の一家は、平和な暮らしもつかの間、見物客めあてのプラターさんに誘拐されてしまう。閉じ込められた屋根裏部屋から、気球を作って脱出する。
    その脱出作戦の準備から実行まで、周到に運んだお父さんは頼りがいがありすぎる❗
    ただ、そこで終わらないのがこのお話のいいところで、もといたリトル·フォーダムに何故住み続けられないのか、アリエッティに話して聞かせるお父さんは、本当にいいお父さんですね。
    《リトル·フォーダム》を作ったポットさんや、ミス.メンチスの生き方も魅力的です。

  • 読書日:2011年12月2日-4日
    原題:The Borrowers Aloft
    前巻でちょくちょく皆の口から出てきた「リトル・フォーダム」はどんな所か創造を膨らませていたのですが実際は人間が造った模型の村でした。

    ポッドの慎重さに其処まで神経質に思わなくても良いのでは、
    人間にも色々な考え方をしているんだと解って欲しかったです。
    皆が望む物全てが手に入るここを安住の地と定めて、
    ポッドやホミリーにもミス・メンチスとポットさんの人柄に触れて理解して欲しかった、又、物語が展開して欲しかったです。

    人間でも、滅多に体験出来ない気球飛行。
    命懸けの脱出を無事完遂出来、ポット氏が造った模型の村戻る事が出来て本当に安堵しました。

    又、アリエッティが歳を経るにつれて
    どんどんスピラーに惹かれていく様が微笑ましいです。

  • これで一旦おしまいやったそうですが、長い年月を経て、新しいのをお書きになったそうです。
    メアリー・ノートンの他のシリーズも読もかしら。
    面白い!

  • n.

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