ピノッキオの冒険 (岩波少年文庫 77)

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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140774

感想・レビュー・書評

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  • 映画のピノキオとはだいぶ違う、原作「ピノッキオの冒険」。道徳観をこれでもかというくらい押し付けられる教育書然としているところがしんどいけれど、突拍子のない冒険譚は読んでいて楽しい。ピノキオは映画で知っていたよりずっとわがままで短絡的で、非常に子どもらしくていい。
    夢のないファンタジーという感じ。好きです。

  • 悪童ピノキオの冒険
    たしかにちょっと道徳くさい

    ピノキオも初読み~
    ディズニーの印象がつよい

    これはだいぶディズニーのとちがった
    本筋はいっしょだけど

    いきなりゼペットじいさんがなぐりあいの喧嘩してて笑った

    新聞に連載してたらしく、かなりいきあたりばったり
    つじつまあわないところも多い

    けどその次から次へとなかんじがたのしくて
    おもしろかった。
    描いてて楽しいだろうなあというかんじ

    学習しないピノキオ・・
    でもたしかにいい子だったらあんまりお話にならない

  • 説教臭いけれど、リアル。

  • 無論、ディズニー映画『ピノキオ』の原作です。

    けっこう長くて、ピノッキオが忠告を聞かずに、何度も何度も何度も失敗をしまくるのだけれども、そんな懲りないピノッキオが凄く可愛い…。

    この原作にけっこう忠実なカタチで、おっさんのロベルト・ベニーニがピノッキオを演じていた2002年の実写映画を前に見た時は、ピノッキオは全く可愛くないし、バカ過ぎてうんざりしたものだが…(笑)

    ひとつの章が短めで、文章が軽妙なので、テンポ良く読めました。

  • なじ■ 「わしのことを、おかゆじじいといったじゃないか」「ぼく、とうちゃんを千回もなでてあげたいし、せっぷんでころしてしまいたいくらいだ……」 印象に残る科白が多かったです。文章も好き!

  • こんなに無茶苦茶やったっけ?と思いました<br>あと、訳が非常にくどい言い回しです。<br>お話自体は、色褪せることもなく、大人が読んでも十分楽しめるかと思います。

  • ディズニーのものとかなり違う。ディズニーはこの中から、純粋に綺麗だなぁと思われるところだけ取り出し、大衆向けの綺麗なお話に作り上げたのだと思いました。

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著者プロフィール

イタリアの作家。トスカーナ大公国のフィレンツェ出身。音楽・演劇・政治・文化批評など、その執筆分野は非常に多岐にわたる。代表作に『ピノキオ』。

「2016年 『ピノキオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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