奇岩城 (岩波少年文庫 527)

著者 : モーリス・ルブラン 榊原晃三

• 岩波書店 (2001年7月18日発売)

感想・レビュー・書評

[nuhuaueo0さんの感想 · 2017年7月5日]

子どものころに読んで以来なので、かなり久しぶりの再読。え？こんな話だったっけ？という感じで、あまり楽しめなかった。高校生の探偵相手に幼稚で陰険なことをするルパンという印象だけが残った。シャーロック・ホームズも出てくるが、かなりちんけな小悪党になっていて、残念なことになっている。フランス人のイギリス嫌いが体現されているといえばそれまでだが。

[irone3さんの感想 · 2013年2月24日]

あらためて天才高校生ボートルレに脱帽。筋書きといい、ルパンの人となりが真に迫る傑作ですね。

[armadilloさんの感想 · 2012年6月1日]

古典ですね。小学生の時ひどく引き込まれた記憶があります。
ルパンよりむしろ対峙するボートルレ君の魅力。

[夕霧さんの感想 · 2012年2月18日]

わざわざ探偵をホームズにしなくてもいいのにと思う。ライバル視なのか。

著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」