- Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001159660
感想・レビュー・書評
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「あかずきんちゃん」
「三匹のこぶた」
「狼と七匹の子ヤギ」
童話に出てくる狼はいつも悪者。まあ、それでも最後は退治されたりの役回りなんだけれど、本作の狼はさらにひどい役で、かえって可哀想になるぐらい。
頭の悪い狼が、あれこれとポリーを食べるための工夫をするのだけれど、逆に賢いポリーに振り回されて…でも、読み続けているうちに狼のほうを応援したくなってきます。
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息子はポリーの賢さが気に入ったようだ。
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ポリーのことが食べたくて、まるでストーカーのようにつきまとうオオカミと、そんなオオカミをうまく出しぬくポリーのおはなし。ジャックと豆の木、赤ずきん、三匹のこぶたなどを下敷きにした、ちょっとパロディっぽい短編が7編入っている。読んでいると、だんだんオオカミが気の毒になっていくのがふしぎ(笑)。
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ん?前読んだのと訳が話がちがうような・・・。
『かしこいポリーとまぬけなオオカミ』だったけかな。
あっちの方が好きかも。
読み比べてみようかな。
オオカミ=男性、ポリー=少女
ということで太宰治『御伽草子』の「かちかち山」を思い出した。
なんだか本当は仲が良いんじゃないかと思ってしまうくらいやり取りがおもしろい二人(一人と一匹)なんだけど、やっぱりオオカミはポリーが食べたくて、ポリーもオオカミを出し抜こうとしているところが、結構殺伐とした感があっていいなあと思う。 -
「はらぺこオオカミが,ひとりで留守番をしている女の子を食べてやろうと知恵をしぼり,「赤ずきん」や「7ひきの子ヤギ」のまねをして大奮闘しますが…….おっちょこちょいのオオカミと賢いポリーのお話.」
・昔話『ジャックと豆の木』『3びきのこぶた』『あかずきん』『七ひきの子ヤギ』などを知っているとより楽しめる! -
ポリーはオオカミよりも頭がよかった。