仰臥漫録 (岩波文庫 緑 13-5)

著者 : 正岡子規

• 岩波書店 (1983年11月16日発売)

感想・レビュー・書評

[gensousyaさんの感想 · 2009年8月27日]

朝日新聞８／１６いしいしんじ推薦

[akiakaneさんの感想 · 2009年4月2日]

松山旅行の前に予習（笑）として買った本。
読めば読むほど、子規への愛が深まる。

ただ、特に子規に思い入れがないと、
どうってこともない本かもしれません。

少しでも興味ある方は、是非。

[igumasaさんの感想 · 2009年1月7日]

「悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた。」　

[永月弥生さんの感想 · 2006年9月30日]

正岡子規大将、書きたい放題・言いたい放題、魂の日記帳。
一日一日をかみしめて生きろ！
そしてご飯が美味く食べられることはとても素晴らしいことだ。

[kayokoさんの感想 · 2005年12月17日]

死の前年から死の直前まで、俳句・水彩画等を交えて赤裸々に語った稀有な病床日録。
子規ファンは是非。
壮絶ですが、淡々としていて、時にユーモア。
皮肉交じりの俳句、笑えます。

そして激痛に耐え、死の直前まで俳句を書いた子規の壮絶な短い生涯を垣間見られます。

[houさんの感想 · 2004年10月19日]

病床における食事,日々の変化を記した日録。どれだけくちに入れようが病がそれを食らう。読んでいて気持ち悪くなるほどの食欲。そして吐き、排泄し、そしてまた食べる。これほど恐ろしい日記をほかには知らない。