密蜂マアヤ (岩波文庫 赤 459-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003245910

作品紹介・あらすじ

原タイトル: Die Biene Maja und ihre Abenteuer

感想・レビュー・書評

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  • アニメのマーヤとは違って実際の虫がきちきち動く映像が浮かぶ、世界そのままの美を讃えるような小品(ちょっと人間族を持ち上げ過ぎなのがこそばゆいけれど)。マアヤはピチピチと元気だし、知らない虫とそれは上手にお近づきになるし、見習うべきところが多かった。

    80年前の訳文も味わい深くてよかった。むしろ大人はこのバージョンで読んで緊密な昔の日本語を楽しんでほしい。「よござんす」とかほんと文字でしか見たことないのだけれど、いい。小さい頃の海外の児童書を読むときの幸せを思い起こすのかも。

  • 原書名:Die Maja und ihre Abenteuer(Bonsels,Waldemar)

    マアヤ故郷の町を抜け出す◆ペピイの薔薇の宿◆森の湖とその住人たち◆イッフィイとクルト◆ばった◆プック◆マアヤ蜘蛛に囚はる◆かめむしと蝶◆ハンニバル人間と戰ふ◆夜の異象◆妖精の旅◆てんとう蟲のアロイス◆盗賊の山寨◆逃亡◆歸郷◆蜜蜂と熊蜂との戰ひ◆女王のお相手

    著者:ワルデマル・ボンゼルス(1881-1952、ドイツ)作家、児童文学作家
    訳者:実吉捷郎(1895-1962、東京)ドイツ文学者

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