ツァラトゥストラはこう言った 下 (岩波文庫 青639-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003363935

感想・レビュー・書評

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  • 下巻はまた面白い。ツァラトゥストラが悲鳴が聞こえたのでその原因を探りに行く途中に会う人々。

    みんなツァラトゥストラの洞窟に集結するのだが、最後の方は盛大な演劇的雰囲気の中で「永遠回帰」が語られるのだ。うーん。むずい。これは自分にはむずかしい。というのも、多分自分がこの「永遠回帰」をそういう考えもあるだろうとは思いつつ、受け入れられないタイプだからだ。この辺りがショーペンハウアーは好きだというところと関係があるのかもしれない。

    こちらも最後の訳者解説を読んでから本文にいくことをおすすめする。

    ニーチェの『ツァラトゥストラはこう言った/かく語りき』はいろいろな訳があるようだが、そのあたり自分に合ったものを探すのも一つかもしれない。
    今回わかったけど、自分はあまりニーチェさんとは合わない。

  • 結論から言うと、難しかった。
    理解できるような(理解できないことが大半)
    しかし、節々に心が燃えるような感覚を覚えた。
    このツァラトゥストラの思想は、ナチス・ドイツによって政治利用された背景があると聞いたが、確かに精神論に近い感覚で語られているので大衆を扇動するには効果的にも思えた。

    1周では味わえきれないので、また時間を置いて楽しみたいと思う。

    「よし、もう一度!」と思えるような人生を送ろう!

    追記: ウクライナでの戦争を想って。やはり同じ過ちを繰り返す人間は克服することが困難なこととなのだと、心を痛めます。

  • イギリスに住んでいるときに日本語が恋しくなったら読もうと思って携行していた本。
    どうにか読んだけど、真に理解したとは言えない。
    あと3回くらい読まないとだめそう。

  • 要再読。

  • 読了

  • 今更言うまでもない、ニーチェのアレ。
    岩波訳としては読みやすい方ではないかと思う。

  • 下巻です。ニーチェ的な思想というのが、ぼくの頭の中を随分と支配していました。そこから抜け出すのには随分と期間と労力がかかった気がする。すごく毒の強い本です。

  • 【これから本】

    コレは読まねば。(下)

  • 第四部未読。

著者プロフィール

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)
1844年10月15日 - 1900年8月25日
ドイツの哲学者、古典文献学者。近代がはらむ問題を一新に受け止め、古代以来の哲学との対決に挑み、実存主義の先駆者、生の哲学の哲学者として知られる。その思想は20世紀に続く様々な思想に衝撃と影響を与えた。
代表作に『悲劇の誕生』『道徳の系譜』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』など。

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