日本が神の国だった時代: 国民学校の教科書をよむ (岩波新書 新赤版 764)
- 岩波書店 (2001年12月20日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004307648
作品紹介・あらすじ
「国旗国歌法」の制定、「日本は天皇を中心とした神の国」発言、「新しい歴史教科書」の登場といった一連の国粋主義的な動向の背後には何があるのか。そこには国民学校で教育を受けた世代が中心になっているという共通点が浮かび上がってくる。国民学校で「刷り込まれた」教育が現在の時代錯誤的な状況に反映していることを検証する。
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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国民学校の教科書を通して当時の教育について知ることができる。
神話や全体主義を用いて「皇国民」の育成を図る。
子どもだけでなく地域をも巻き込んでの教育。
気になる人はぜひ読んでみてノシ -
刷り込みってこわい。
「国(天皇)のためなら命は惜しくない」なんて、あたしは思えないけど、こんな教科書で勉強させられていたらそうなるのも無理はないんだなぁ。 -
教育がいかに人々の人格形成に影響を与えるか、考えた。
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自分自身、小学校の時の教科書の内容なんて、全く覚えていないが、この周りからどんどん圧迫を加えられていくのが、なんとも恐ろしい。反面、文部省頭いいなぁと感心もする。どこかにお手本あったのかな。
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