抗生物質と人間――マイクロバイオームの危機 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
3.68
  • (6)
  • (11)
  • (9)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 143
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316794

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ワシントン大学の肥満マウスの研究の説明が分かりやすすぎて感動、買った。飢餓の母親から生まれた子供は肥満になる話も面白い。抗生物質がいかに人を救い、今は逆の健康問題を生み出しているか問題提起。腸内細菌の話がたくさん出てくる。

  • ヒトは腸内細菌をはじめとする常在菌との複雑な混合物であるかもとの仮説のもと、ポスト抗生物質の時代をどのように生きていくのかを問うもの。私も抗生物質に救われたとともに、おそらく、失ったものもあると感じているだけに、考えさせられました。

著者プロフィール

山本太郎(やまもと たろう)
総務局総務部副参事兼総務課歴史資料整備室長。
主な論著に『近世幕府領支配と地域社会構造―備中国倉敷代官役所管下幕府領の研究―』(清文堂)、「江戸時代の大原家」『大原孫三郎・總一郎研究』創刊号、「幕府領陣屋元村の掛屋と陣屋・地域社会─備中国窪屋郡倉敷村を事例として─」(『ヒストリア』第247 号)など。

「2022年 『絵図で歩く倉敷コンパクト版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×