ご冗談でしょう,ファインマンさん 下 (岩波現代文庫 社会 6)
- 岩波書店 (2000年1月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006030063
感想・レビュー・書評
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物理学者の自伝だが,楽しく読める。まあ,原爆の部分が引っかかるけれど。
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ファインマン 自伝
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人生の中で体験したこと、よくここまで詳細に覚えてるな!!!と思う。
そして好奇心とフットワークの軽さがすごい。
これはどうしたら身につくものなのだろう。
子どもの頃ラジオを分解して修理するのが好きだったから?
お父さんが色んな話をしてくれた(ゼロという概念がどうして生まれたか、制服を着ている人たちと着ていない人たちの違いなど)からというのも一因かも。 -
最後のカーゴ・カルト・サイエンスが特によかった
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上巻に引き続き、理系な話はななめ読みで飛ばしたけれど、楽しく読みました。ブラジル滞在や来日時のエピソード、ノーベル賞関連の話は特に読みやすく面白かった。
最後の「カーゴ・カルト・サイエンス」は、ファインマンらしさが詰め込まれたこのエッセイのまとめ。
彼のような生き方は、大人になるほど難しくなるけれど、せめて好奇心だけでも失わずいたいと思う。難しいけれど。 -
リチャード・フィリップス・ファインマン(Richard Phillips Feynman、1918/05/11-1988/02/15)のエッセイ集。
1965年のノーベル物理学賞受賞者。
物理学の一連の教科書「ファインマン物理学」も著名。
また、科学啓蒙書として、
「物理法則はいかにして発見されたか (岩波現代文庫-学術)」(2001/03/16)、
「科学は不確かだ! (岩波現代文庫)」(2007/01/16)、
がある。 -
ノーベル賞を受賞したアメリカの物理学者ファインマンのエッセイ。本人の体験談が短編集のような形式になっていて読みやすい。専門用語も少なく自分のように物理学をほとんど習っていなくても楽しめた。
教科書だけ丸暗記して実際なんのことか理解していない学生の話は、自分が受験勉強をしていたときを思い出した。また、物理学者なのに、ドラム演奏をしたり金庫の開け方や様々な外国語を学んだりなど、ファインマンが好奇心旺盛なところが節々から伝わってきた。
好奇心を無くさず、興味を持ったものには納得いくまで理解をするという姿勢は、自分も死ぬまで持っていたいと思えた。 -
上巻と同じ。
https://booklog.jp/users/vahhoi/archives/1/4006030053
(過去の読書記録登録のため評価なし)