- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022140845
感想・レビュー・書評
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イラスト集を見るかのような美しさ。ストーリーも、あの出会いがどうなるのか気になって…。続き待ってます。
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たぶん優しい作品なんだと思う。
多分って言うのは、そうとしか言い表せないからであって、こういう作品でしたっていうのがとても形容しづらい。
ああ、今日も疲れたって思いながら作品を読んでいると、こんなお店行ってみたいなって思うだけでなんだか疲れが気にならなくなるんですよね。
極力少ないコマ割りで構成されているから、目に優しい?フンワリとしたペン使いの優しい絵柄?魅力的で優しさに溢れた登場人物たちに魅了されて?
うーん、形容するのが難しいさくひんです。 -
20150328
散文的な、美しいお話。
久しぶりに綺麗な気持ちになった。
お茶(中国茶)がとても美味しそうに淹れてあるので飲みたくなる。
特に具体的ではなく、どんな茶葉かなと思ったりするのだけど、それがまた良い。 -
読了日20140111 登録忘れてた。絵が綺麗。その他4冊目。
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川原由美子さんだから出せるこの気配!という感じ。
俗さもありつつのピュアさというかファンタジー。きれい。
しかしタイトルのローマ字は……こっぱずかしい。 -
長い長い長い階段を下ったその先にある、月にいちばん近いカフェ。月の住人が訪れるカフェをまかなうのは妖しく妖艶で素晴らしい腕前でお茶を淹れるマダムと、バイトの少女。
観用少女(プランツドール)の世界観に近いのかな。こういう深々とした話もよいですが昔のような、元気ばりばりな物語も読んでみたいです。 -
ビルの谷間にあるカフェ。月からのお客さんと、黒いドレスのマダムと、アルバイトの女の子が繰り広げる不思議な物語。
甘いお茶の香りが漂ってきそうな、柔らかい線や、間が心地よい漫画。 -
絵が繊細ですてき。内容もふわふわしていてよかったです。
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死者は月に住むと言われる街で、
彼らが地上を去る間際に立ち寄ったり、
月へ移ってからも時々こっそり訪れたりして一服するという不思議なカフェの話。
コマ数が少なく、淡々としたモノローグで綴られた、
モノクロの絵本みたいなシックな短編連作マンガ。
大島弓子「ページワン」なぞ連想してみる。
儚げで美しく、ヒロインの語りも上品でかわいらしい。
川原作品って『前略・ミルクハウス』『Climb the mountain』
『ソルジャーボーイ』くらいしか知らなかったけど、
最近の作風って、こんな感じなのかぁ……と感心。