- Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022509758
感想・レビュー・書評
-
何と言うか、作者の策中?にすっぽりはまり込んだ感じ。まずタイトル、ストーンズ。父親にCDを怒りにまかせてたたき壊されて以来、音楽は聴かずにひたすら歌詞を、ノートに書き写す、小学三年生の長男。小さい頃から不安定なところがあり、一時期はしめじしか食べなくなり、今は小児心理室で箱庭療法を受けている小学一年生の長女。カメラマンの夫に、DVを受け続け、考えないことで自分を守ろうとする主人公。自分が、すっかり変わってしまった、と自覚していて、現状を変える術も知らない。PCを使い始めることで、新しい歪んだ世界に何かを求めようとするが…
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公たまきさんのふわふわした感じが全編にあふれています。友達もたまきさんの夫も、ふわふわしている感じかな。
ふわふわした感じでここまでするかという感想。
夜をぶっとばせとのつながりが良く分からなかった。 -
こうやさんだと思ってたらあれのさんだった!
え!どうして、という驚きの結末だった。
新しい感覚だ。 -
登場人物全員が、クソみたいな魅力のない人ばかりで全体的に薄暗くて寒々しいストーリー。一言で言えば闇の世界の話。なのに、ありえるかも、とか思ってしまうのは人の心は多面だからかな。2時間くらいで一気読み。
-
いじめにあっている長男、シメジしか食べなくなってしまった娘、そしてろくに働かない夫。ある日、メル友募集の掲示板に書き込みをしたことで、35歳の主婦・たまきの人生は転がりはじめる
-
なにか歪んでいるのだと思う。でも、その渦中では自分の歪みはわからない。今を破壊することで、解決できるのか?
自分も、あるかもしれない・・。
いつも、そんな怖さのある作者の作品だと思う。 -
たまき、雅彦、瑤子
-
パワフルだわ!