ステキな奥さん ぶはっ

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.44
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本棚登録 : 221
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513205

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】40代をひた走る著者が、昭和生まれのモト女子という視点で感じる毎日を、エッセーと漫画で綴る抱腹の一冊(おなじみの夫・吉田戦車氏、ムスメさんも登場!)。朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」に大量加筆した、待望の書籍。

感想・レビュー・書評

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  • 伊藤理佐さんのエッセイ処女作とのことで、文章びっちりなんだろうか…マンガとは別物なんだろうか…とドキドキしながら購入。全く違和感ありませんでした。エッセイといってもイラストあり(1コママンガ的な。これがかなり笑いを増幅させてくれている)、描き下ろし4コママンガも6本収録されているし、やっぱりマンガが面白い人は文章も十分に面白いなと思った。アラフォーあるあるがたっぷりで、共感度120%です(高すぎる?)。
    どのエピソードも激しく共感だけど、特に世代ネタが気に入ってます。ひょうきん族よりドリフ、とか、自分ちのトイレの話とか、Gメン75とか…。トホホな話もてんこ盛りで、理佐さんの本を読むといつも、抱腹絶倒とはこういうことかと実感するくらい笑います。日常のちょっとした出来事を面白がるって大事だなぁとつくづく思うのだった。
    帯にもあったけど、ホントに最近の柔軟剤って、香りすぎるよねぇ~。

  • マンガコーナーをさがしても見つからないと思っていたら、エッセイでした。1コマとかのマンガつきだけど。
    ものすごくおもしろかった! 実際に吹き出したところもあってすごく笑えるし、わかるわかるわかると共感の嵐だったり。知っている人たちが自分のことを話題に酒を飲んでいるところを妄想する、という話がすごく好き! 植木屋さんや職人さんたちが伊藤さんが出したおやつについて語っているところを妄想する、とか!
    伊藤さんが意外と(といっても本人を知っているわけじゃないので想像にすぎないけど)こういうちょっと神経質というか考えすぎみたいなところがあることに共感する。 
    ぜひシリーズ化してどんどん出してほしい!

  • お父さんとオス犬の話がイイ
    長女の権限、なるほど
    モヤシと春菊のナムル風
    ヨシダさんの駅弁チラシ飲み
    朝日新聞連載、2012-5~2015-7

  • いつもな感じで伊藤家(吉田家)を垣間見れてオモロい。

  • 2022.1.14

  • 同い年なんです

  • 漫画家の旦那さんと娘さんとの日常エッセイ。

    日々の子育て中の合間にサラッと読めて、ほっこりと良い時間になりました。

  • 漫画家・伊藤理佐さんのエッセイ集。
    イラストや4コマまんがなどもあり、読みやすいと思います。
    いろんな媒体で登場しているおなじみの「ダンナサン」と「ムスメさん」も登場しています。
    タイトル通り、吹き出してしまうかも…。
    (平取)

  • すごくおもしろかった。
    昔読んだときは正直よくわからなかったけど私が大人になったのか良さが染みてくるようになった。

  • エッセー処女作に4コマ漫画、イラストを加筆

  • 伊東理佐のエッセイ本。読書の合間用。
    吉田戦車と結婚していたの知らなかったよ。
    お互いに再婚同士だとか。
    日常ネタがちりばめられていて、おもしろいです。

  • 新聞連載を楽しみに読んでいる。読んだやつなんだから我慢ガマンと買わずにいたけど、ついに購入。何遍読んでも面白い。リサさんはやっぱり、あれ?って思っても普通はそれだけで通り過ぎてしまうことを、ほら!と見せるのが抜群にうまい。タオルの話なんか(フワフワ派か旅館のうすーいの派か)膝をたたきまくり。

  • いくつになっても切れ味健在。文章もマンガ以上に面白いっす。冒頭、タオルについての「ウスとフワのせめぎあい」から堕ちました。伊藤家ネタも大好きです、とくに父。

  • 何も残らないけど面白かった。

  • 朝日新聞に連載していたそうです。ほぼエッセイ。ちらっと漫画。
    あー本当に同世代なんだなあと思えるネタが多くて…、時々私が書いたのじゃないか、自分で書いて忘れてたんじゃないか、と思うくらいだった。そんなわけで文章だけでもじゅうぶん楽しかったけど、イラストがあるとより情景が浮かんでよかったです。
    オットの人はヨシダサンと呼ばれてます(笑)

  • 普段の、何気ない事に対してのエッセイ。
    ほぼ文章で、ちょこちょこと4コマ漫画。

    共感してしまったのは、人の名前を覚えられない事。
    きれいさっぱり忘れてしまっているなら
    まだ思い出そうと言う努力ができます。
    しかし、別の人と混ぜて憶えていたりするので
    さらに手に負えません…!!
    とか思って読み進めていたら、別の名前事件が。
    そうそう基本こんな感じです、とさらに共感(笑)

    やってみたいのは、2週間ぎっちりな駅弁ご飯。
    それだけ回ってもまだ食べられるほどの
    駅弁も見てみたいですし、食べてみたい!

  • 面白かった。声を出して笑ってしまったところも。楽しく軽く、お母さん。今の気分にぴったり。

  • なんといいますか・・・良いです。家族皆が仲良し。
    何より作者が旦那様のことを好きなんだな、ということが伝わってきます。
    こういうエッセイで、そういう部分があるとケッとなる場合もあると思うんですが、素直にああ、良い夫婦なんだなーと読んで幸せな気持ちになりました。

  • 伊藤さんのエッセイ。もう、ツボ入りまくりな内容でした。ファン歴がおかあさんの扉からという新参者なんですが、すげい好きです。

  • 最近伊藤理佐さんを読んだヒキで気づいたら図書館で手にとってました。オビの「柔軟剤って香りすぎ…」に深い共感を感じつついざ。

    まずはこれがエッセー処女作ということに驚き。いつもコミックエッセイなのですごく読んでいる気がしていましたが確かに文章そのものではなかったのね、と。
    いや文章だけでもいけるよね、と本書を読んで実感。
    もちろん伊藤さんの絵があってこそそのエッセイの「キモ」が一層際立つのですけれども。

    同年代だからか納得できることがハンパなくて、ずーっとうなずきながらヒィヒィ。
    「なまけものダイエット」でも書かれてましたが、確かに40も半ばを過ぎてくると美容問題はダイエットというところからもっと「高み(?)」へ移行してくるので、そのラインをどこで「切る」か切実になってきます。アイシャドーを捨てたり、産毛について考察したり、化粧水から何から一切やめたり…女は大変ですよね。
    や~イトウさんと飲みながらそこらへんについて語りたいっす。飲み負け確実ですけど

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著者プロフィール

1987年「月刊 ASUKA」に掲載された『おとうさんの休日』でデビュー。『おいピータン!!』で第29回講談社漫画賞少女部門受賞。また、『女いっぴき猫ふたり』『おいピータン!!』『おんなの窓』の3作で手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。このほか代表的な作品に『やっちまったよ一戸建て!!』『おかあさんの扉』や、アニメ化もされた『おるちゅばんエビちゅ』などがある。

「2022年 『けっきょく! 女のはしょり道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊藤理佐の作品

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