サンダカンまで: わたしの生きた道

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022576781

作品紹介・あらすじ

暴漢に顔を切り裂かれたモデル時代、在日民族運動家の青年との純愛と別離、アジア女性交流史研究会の私設と活動など、大ベストセラー『サンダカン八番娼館』の著者が満を持して描ききった驚愕の人生秘話。

感想・レビュー・書評

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  • 山あり谷ありのおもしろい人生

  • 小さい頃、母が「サンダカン八番館」や「からゆきさん」など彼女の著作をよく読んでいて、名前はずっと知っていたのだが、手に取ることがないまま今に至っていた。
    結婚前にこの本を読んでいたら、人生違っていたのだろうなあ、などと自分の選択の甘さを考えてしまう1冊でもありました。
    この夏は「からゆきさん」から、彼女の作品を読んでみたいと思っている。

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著者プロフィール

山崎 朋子(やまざき ともこ)
1932年1月7日 - 2018年10月31日
長崎県佐世保生まれの女性史研究家、ノンフィクション作家。広島県で育つが、1945年広島市への原子爆弾投下前に母親の郷里福井県に移り終戦。福井で小学校教員を勤め、1954年女優を目指し上京するが、結婚・離婚、そして怪我が元で断念。1959年、児童文化研究者・上笙一郎と結婚。
女性史の研究を始め、社会の底辺に生きる女性達の姿を記録し、日本での第一人者となる。夫との共著『日本の幼稚園』は1966年毎日出版文化賞受賞。九州地方の「からゆきさん」の聞き書き『サンダカン八番娼館』で1973年大宅壮一ノンフィクション賞受賞、熊井啓監督により映画化されベストセラーとなる。
2018年10月31日、糖尿病で逝去。

山崎朋子の作品

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