いつか記憶からこぼれおちるとしても

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 1308
感想 : 186
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022578020

感想・レビュー・書評

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  • 近い年齢のときに読めて良かったと思った一冊。
    最初読んだときは恥ずかしながら連作だと思わなかった。
    2回目でやっと理解できました。
    日常のささいな出来事や女の子独特の感覚が文章になっていて読みやすかった。
    どこか不思議なかつ冷静で冷ややかな文章が気持ちよかった。

  • 2007.4.23
    2000年代の話かと思ったら丁度私たちが高校生だった時に書かれた話だった。
    だからこんなにしっくり収まったのかもしれない。

  • 女子校時代を1回も送ったことがないあたしにはよく分からないけど、きっとこうなんだろうなと、楽しい想像をかきたてる1冊です。
    江国さんの小説は、タイトルからして目を引くものばかりなので、タイトルから入ることが多いです。
    印象に残るのよね。素敵。

  • 女子高校生には是非読んで頂きたい。
    多分この本の感覚が一番解るはずだから。

  • どこかに旅行に行くときお供に連れてった覚え。題名の通り、そのうち忘れちゃいそうな、女の子によくある日常のヒトコマって感じ。こういう事を見つけて書けるのは、凄い…

  • わたしはおおむね穏やかな17歳を過ごしたということ。午後のけだるく眠くなる授業を思い出した。

  • このなかの主人公たちと同じ年のとき読んだので身近に感じました。

  • 高校生ってだいぶ前に通りすぎてしまったけれど、毎日いろんな、今思えばくだらないかもしれないことを真剣に悩んでたなぁと、思い出させてくれたお話でした。

  • 見る度に新しい短編集。

  • 読んだのがだいぶ前なので内容は・・・ゴホッ・・・ゲホゲホ・・・

    ですが、調度大切な友人を失った多感な時期で、読んで泣いた覚えがあります。

    思い出のある一冊。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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