冷蔵庫で食品を腐らす日本人 (朝日新書059)

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  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731593

感想・レビュー・書評

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  • 食生活の見直しとは、食材に気を使い、添加物を減らし、カロリーを気にする事だけではないのだと感じた。
    食べ物を粗末にしない事も大切だ。
    私は、祖父から厳しくしつけられたせいか、食べ物を粗末にする事が出来ない。
    現代人が、いかに食べ物を粗末にしているかが分かる一冊。企業や外食産業も然り。捨てる為に作っているのでは?とさえ感じる事もある。

  • タイトル通りの人間です。
    反省しかない。独特の文章は好みが分かれるかもしれないけれど私は好きです。というか、師匠とお呼びしたい。今は始末の料理に目覚めて冷蔵庫に頼りすぎぬよう日々奮闘しております。

  • 20131126 経験からの話なので説得力がある。自己啓発本としても読める。若い人にはお勧め。あとがきでは泣けてしまった。

  • 面白かった!
    今まで見たり聞いたり学んだりしてきたのとは別の観点から「生きることは食べること」を考えることが出来た。

    魚柄氏の文体には多少クセがあるので、慣れてない人には読みづらいかもしれないが、頑張って後半まで読み進めて欲しい。
    料理などしたことのない男性にも、ぜひ一度魚柄氏の著書を手に取って欲しい。他の著書でもいいので。
    きっと生きる力がアップするに違いない。

  • 人生で食事の回数は決まっている。

    食べ物に感謝して、美味しくいただこうと思い改めた。

  • 冷蔵庫が日本の食文化壊滅の「A級戦犯」だった! 食文化研究家の著者が「
    冷蔵保存より長持ちする保存法」を示し、日本の食生活再生レシピを一挙公開。食文化の豆知識も伝授する。

著者プロフィール

1956年、福岡県生まれ。食文化研究家。著書に『国民食の履歴書――カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが』『刺し身とジンギスカン――捏造と熱望の日本食』『台所に敗戦はなかった――戦前・戦後をつなぐ日本食』『昭和珍道具図鑑――便利生活への欲望』(いずれも青弓社)、『食育のウソとホント――捏造される「和食の伝統」』『食のリテラシー』(ともにこぶし書房)、『食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵』『食ベ物の声を聴け!』(ともに岩波書店)、『冷蔵庫で食品を腐らす日本人――日本の食文化激変の50年史』(朝日新聞社)など。

「2023年 『幻の麺料理 再現100品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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