バカにならない読書術 (朝日新書 72)

  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 514
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731722

感想・レビュー・書評

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  • 随筆。一部自分の知識不足でついて行けない部分があったが3人の個性あふれる感じられる。特にアメリカのアニメについては養老氏の辛口コメントはなかなか。

  • うーん。もうちょっと読書欲を刺激してくれるかと思ったけど。。著者たちと同年代の人なら面白いんじゃないかなぁ。出てくる話題があまりに引っ掛からなくて飛ばし読みしちゃいました。

  •  デカルト・方法論序説・身体を動かすことの学習性・かな・漢字脳卒中による認識障害のパターン使っている脳の違い・漫画・出力の重要性

  • 「虫は関節で会話する」という養老先生の説は、
    素敵。

    『存在の耐えられない軽さ』のところで、
    【……ミラン・クンデラも母国語を使わず、フランス語で
    執筆していた】
    というような事実誤認は、編集者がきっちりチェックしましょう。

  • 子供が文字をどれくらい早く覚えるか、ということと一番関係が深いのが外遊びの時間であることということに驚いた。読み聞かせの効用、ましてや英語の早期学習は効果がはっきりしていない、もしくはないことは知っていたのだが。昔から言われる「知育」「徳育」「体育」が大事なのですね。
    また、下記の言葉の意味を誤解していたことに気づいた。
    「文武両道」:「論語」を読んだ結果が自らの行動になって出てきて戻るってこと。また「子供は親の背中を見て育つ」は親自身がj分でも見えないもの、気がついていない者を子供の方が気がついて育つって言う意味だったんですね。

  • 09164

  • [ 内容 ]
    読書とは、脳を使った、運動だ!
    バカにならないためには、読書で、脳を揺さぶれ!
    養老読書術の神髄がここに登場。
    後半は、博覧強記の三粋人が、初めて、自らの愛読書と書の接し方を、明かした。
    この本で、あなたの読書術が、ひっくり返る。

    [ 目次 ]
    第1部 「養老流」本の読み方(「読み聞かせ」と子どもの脳 「読書脳」の仕組み 「唯我独尊」としての読書 「バカの壁」越える読書)
    第2部 鼎談 バカにならないための本選び(米国がわかる本 価値観変える本 科学を楽しむ本 ミステリーと言えば 鴎外vs.漱石 勝手にノーベル文学賞 旅行記を手に… 京都でマンガ三昧 伝記は女が書く 太宰と安吾 居酒屋で哲学を 「時代小説」万歳 意外な詩人は… 唸る写真集…)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • この本との出会い:
    「本読みたい!」って思っても、「どんな本を読んだらいいの?」って、思っちゃうんだよね。
    養老さんの本はおもしろいでしょう、という信頼のもと、借りてみました。

    概要:
    第一部では、養老さんが「文武両道の意味わかってんのか?」「日本語読むと脳って活性してるんだぞ」などなど「読書にまつわるいろいろ論」を展開。
    第二部では、早稲田大学教授の池田清彦さん、そして作家の吉岡忍さんとの対談形式で「勝手にノーベル文化賞」などなど、テーマに沿っておすすめの本を紹介していく。

    感想:
    養老さんはおもしろいです。でも「バカの壁」「死の壁」とか読んでからのが楽しめるのかもしれません。「よーし本読むぞー」とか思ってたけど、「ただ本だけ読む」んじゃつまんないなぁと思わされます。
    第2部のインテリトークはおもしろいけど、たまに話が流れてる感もあり?紹介されている本の中でも、読んでみたくなる本と、”???”な本が見つかります。

    ぶっちゃけ:
    なんでみんながみんなそんなに本読んでるんだ、このインテリ3人組。笑いのツボがインテリすぎるわ!

  • 「読書」というものを1つのキーワードとして、年配3人が好き勝手しゃべっているという感じの内容です。

    読書術というよりは、読書の効用とか、読書とはそもそも何なのかとか、そういった点の方に重点が置かれているような気がします。
    少なくとも、題名と内容はだいぶ離れているような気がします。

    読書のノウハウを知りたい人にはあまりおすすめしませんが、決して無名ではない3人が、読書に対してどのような思いを持っているかを知りたい人にはおすすめです。
    「こういう人は、こういう思考をしているんだな」と、気づくところがあるのではないかと思います。

    「相手が直接口にはしていないけれど、本当はこういう思いでいるのではないか、本当はこれを言いたいのではないか、と推測して、自分が出すべき言葉を探すわけです。新聞を読んでいても、同じです。新聞が記事で書いていないことは何か、そしてそれはなぜか、を考える」(p63)

  • 第一部 「養老流」本の読み方★
    第二部 鼎談 バカにならないための本選び

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著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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