バカにならない読書術 (朝日新書 72)

  • 朝日新聞社
3.13
  • (7)
  • (45)
  • (107)
  • (24)
  • (5)
本棚登録 : 514
感想 : 76
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731722

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 識字率と外遊びの関係。

  • 第一部の養老さんの一人語りの部分は他の著作で出ている内容とほぼ同じ。
    第二部の3人がテーマに沿った本を紹介しているものは、気にあるテーマがあれば参考に読むといい感じ。

  • 読書術が知りたくて買った本だったけれど、そこから派生した社会的な問題と絡めた話題を述べていたりしておもしろかった。ただ方法を述べるだけの本ではないのが良い。最初の知育、徳育、体育の話はうなずけた。自分が本を読むときはこの本に書かれていたことを思い出しながら読もうと思った。

  • 3・こやつら賢すぎて、読む本が自分とは全然マッチせえへん。よって具体的にイメージもわかんし、何をはなしてるのかがみえへんまま終わった。も少し賢くなったら読んでみよう。てかでも、文学作品て僕には難し過ぎてチャレンジするものの現実進まんよね(^_^;)
    バカにならない読書ってなんやったんやろ?わからんかった。

  • 中盤からの3者のおすすめの本は読んでみたいと思った

  • 養老氏の脳と読書の関係の部分は、新しい考え方が示されておもしろかった。しかし、後半の養老氏、池田氏、吉岡氏の鼎談は・・・あまり響いてこなかった。年代が上の方々なので30代の自分とは感性が合わないのか?

  • バカの壁から始まるバカシリーズの一冊(?)。後半の知識人3名のおすすめ本の紹介は自身の知らない書籍に出会えるいいチャンス。
    大きく2章構成で、前半は著者が本にまつわることをさまざま語る。後半は3名の対談をまとめたものでさまざまなジャンルの本を紹介している。
    前半で気になったのは、子供と本の話。識字率は外遊びしている子供のほうが高い。これは、多くの刺激があったほうがより脳が発達するというもの。わかる気がする。また、同じような話で本ばかり読んでいても成長できない。これも同意で、行動につながらないと成長しない。また、アメリカの犯罪の話で、精神鑑定云々して責任逃れをするのではなく、起きた結果に対する責任を取らせるという考えは私も強くそう思う。精神的に異常な状態だったから無罪ではちょっと納得がいかない。
    後半では今まで自身が気にしていなかった本に出会えたのがよかった。以下に気になったものを列挙するが、この中で何冊読めることやら。
    ・ハリウッド脚本術
    ・雪
    ・ユーザーイリュージョン
    ・脳のなかの幽霊
    ・怒りの葡萄
    ・引き裂かれた自己
    ・魔の山
    ・白洲次郎
    ・方法序説
    ・ソクラテスの弁明

    この本は対談がベースだったり、口述筆記みたいな本なので、しっかり読むというよりも、気になったところを読む程度で十分

  • この新書は読書術についての本ですが、あまたある類書とはかなり違っています。

    冒頭、このように書き出されることからもわかるように、本書は読書術の本としてあえて王道を選ばない。

    本書は二部構成からなるが、第一部では、養老孟司が脳の働きという観点から読書や書物のことを話す。なかなか目からウロコが落ちる内容である。
    第二部は養老孟司ら三人によってAERA上で行われたテーマごとの本選びの鼎談。ブックガイドにもなる。

    一部と二部の間には関連性がない。二部を書籍化するにあたって一部を書き加えたということだろう。

  • 思春期の頃は有名な作家さんとか、ベストセラーの本を避け気味だった。特に意味はなかったんだけれど。たくさんの人が読む本はそれなりの理由があるんだから、普通に読めば良かったのに。と、今の自分は当時の自分にこう思う。

  • こどもは、読み聞かせなどよりも、外遊びなど活動性が高い方が字を早く覚え、読んだ本の理解も早いとのこと。なぜなら外で遊ぶことによって感覚が脳に入力され、演算し、運動で出力される。この回転によって脳の発達がすすむとのこと。うーん、むずかしい。ついついうちの子はテレビ任せです。

全76件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

養老孟司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×