「マイホームの常識」にだまされるな! 知らないと損する新常識80

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023311732

感想・レビュー・書評

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  • 戸建て、マンションを買う時の注意事項を一問一答形式で簡潔に解説してくれる本。ざっくり要約すると、家の価値は買うとすぐに落ち始めること、中古で買うなら実際の居住感覚の価値が高いのに価格が下がる築10年から20年ものをリフォーム前の状態で買うこと、耐震性は戸建てもマンションも変わらないこと、これから空き家がどんどん増えていくことなど。買わない方が何となく特な気がしてきた。

  • マイホーム購入に関するテーマへの一問一答集

    マイホーム購入に関してよく検討材料になるようなテーマについてそれぞれ一問一答している。
    けっこうありふれた内容ではあるが,「大学のそばなら需要が高く貸しやすいから安泰」のように,何点か自分が思い込んでいた部分についてコメントがあり,そこは参考になった。ただし,一つ一つの回答は短く浅いので,そこまでは納得できず,参考にはならなかった。

    そんなに量はなく,読みやすい。目次を読んで,自分が気になる部分について拾い読みすればよいと思った。

  • 2026.5.22

  • 懲りもせずマンション購入の電話による勧誘が頻繁にかかってくる。借金によりマンションを購入し誰かに貸せば節税も蓄財もできるというのが謳い文句。だが、新築マンションを貸し出す場合、ローンのほかに、管理費、修繕積立金、賃貸管理料といった諸経費がかかり、資産価値も10年もすれば3~4割は下落してしまうという。トータルで考えれば毎月、資産価値の目減り分にも満たない額しか受け取ることができないというのが実態。新築住宅を貸し出すというのは損得を抜きにして、それでも手放したくないケースにのみ当てはまる例外的措置と言い切る。このほか、経済成長を伴わないインフレ下では、むしろ不動産には下落圧力が働く。欧米ではマンションが老朽化してしまったら区分所有権を解消して建物を解体、土地を売却して所有者で売却益を按分して終わりにするのが一般的である。・・・・・・などなど、マイホームに対する謬想をすっきり一刀両断された。

  • インスペクションのひとが書いた本。これからの中古は評価がなされるようになるのかどうかわからないが、話として面白い。

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  • 参考になった。
    賃貸も悪くない。
    家賃も交渉次第で安くなるかも。
    焦って家を買うこともなさそうだ。

著者プロフィール

さくら事務所代表取締役会長。不動産コンサルタント。
1967年生まれ。広告代理店を経て不動産デベロッパーの支店長・不動産売買業務を経験後、業界初の個人向け不動産コンサルティングを行う消費者エージェント企業、さくら事務所を設立。

「2020年 『災害に強い住宅選び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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