- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036346905
作品紹介・あらすじ
極地の夜空を舞う、オーロラの光は神秘的です。でも、オーロラがなぜ出るのか、長い間の謎でした。小学生のとき、オーロラに魅せられた著者は、研究者としてアメリカに渡り、この謎解きに挑戦します。そして、いろいろの国の研究者と共同研究を積み重ねながら、ついに、オーロラのひみつを解きあかすことに成功します。太陽の活動が原因となって、北極・南極の上空には、巨大な電流が流れていたのです!!小学中級から。
感想・レビュー・書評
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本末転倒だけど、「おわりに」だけでも読んで!!!
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(2014-08-17)
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筆者がオーロラに興味を持ち、研究を深めていく過程と、オーロラの基礎知識について書かれています。
オーロラについて、こと細かく、分かりやすく説明してくれています。
とはいえ、元素記号も習っていない小学生にとってはかなり難しい内容だと思います。よっぽど理科が好きで根気よくないと途中で断念しそうです。
表紙の可愛らしさ、挿絵の取っ付きやすさ、文字の大きさとは裏腹に、内容は高度で取っ付きにくいです。でもその分、へぇ~って思うことがたくさんあると思います。大人の私でも。
最後に、研究者というものについて書かれています。なぜ?と思うことや目の前のことをそのまま見ているだけではいけないこと、なぜ?を追求することが大切だと言われています。 -
色々な場所から集めた、断片的で、一見無関係にも見える、大量のデータから、なにか全体像を紡ぎだす作業って、私は楽しそうだなって思います。
そこには、データを正確に読み取る力と、そして、全体像を予想し思い浮かべる想像力が必要で、それが上手くかみ合った時、なにかが見えてくる。
そういう瞬間って、すごく素敵だろうなって思います。
すごーくすごーく地道で、先が見えない作業なんでしょうけどね。