- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784036440900
感想・レビュー・書評
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都ぎつねに引き続き、これはまた切ない余韻をこれほどまでに残していく作品……!すき!
おまけに今回もパパのカッコよさを感じさせてくれる一幕はあるし、おばあちゃんのどうどうとした様子、あこがれます。
それからもう一人、トビ丸推せる。シリーズが進んだら、また会えないかなって思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きなシノダ!シリーズ9巻目。
今回は、ユイとタクミのひと夏の冒険物語。
今までの既刊本のなかで一番好きかも。
夏が待ち遠しくなった。 -
ひたすらわくわくしっぱなしのおはなしでした。
いつものメンバーはほとんどでてこないんだけど、シノダでいちばん好きだったかも。
夏休みは、どうしようもなくにぎやかで楽しくて、でもほんのすこし寂しいよなぁと。夏の白く圧倒的に鮮やかで眩しい光がきれい。
夏は暑くてにがてだけど、なんだかんだで特別な季節だよなぁと振り返るほどに思う。
また、あの二人に会える日をユイたちともども待ってます。
「とまれ!」が、わかる分、どちらにとっても、もどかしくて…!ね…!(すきっ…!)
しかし相変わらずパパが素敵。 -
たぶん初読みの作家さん。ゲーム「ぼくなつ」を彷彿とさせる懐かしさと素直さを感じる作品。不思議をそのまま受け入れる祖母とそれを信じない頑固な祖父。皆が皆、不可思議を受け入れるというスタンスの物語が多い中、この二人の設定が新鮮でした。また、このおばあちゃんが素敵♪ こんな風になれたらいいなぁって思います。こういうお話は大好きなので、全作読んでみたい。児童書ということですが、文章や表現、ストーリー展開に無理がなく、しっかりしているので、大人でも楽しんで読める。大人は大人で違った感覚が持てるのですから。