- Amazon.co.jp ・本 (61ページ)
- / ISBN・EAN: 9784039652409
感想・レビュー・書評
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かまきりが砂糖ちゃんを守る姿がかわいい。
この人の絵がとても好き。
一夜の甘い夢*。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.02.12読了。酒井駒子さんの作品は初です。表紙のイラストに惹かれました。タイトルやイラストとは少し違ってなかなかダークというか、コワイ…なんだか淋しいような不思議な絵本?作品でした。
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この人の絵にはいつも惹きつけられます。お話があまりツボにはまらないのが残念ですが。いいと思います。
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「金曜日の砂糖ちゃん」、「草のオルガン」、「夜と夜のあいだに」の3編収録。
「金曜日の砂糖ちゃん」
ちょっと変わった名前の金曜日の砂糖ちゃんはかわいらしいと生き物たちにも評判だったので、金曜日の砂糖ちゃんが原っぱで寝転がってお昼寝をしているところを覗きに来る。
特にカマキリはご執心で金曜日の砂糖ちゃんがお母さんに連れられて帰ってしまってもまだ金曜日の砂糖ちゃんにあまり近寄るな、と鎌を振っているのだった。
金曜日だけに原っぱに遊びに来る子という意味なのかな。
本当にそういう名前なのかな。
ご執心のカマキリ…。
ドリーム…。
余計なことを考えてしまう。
「草のオルガン」
嫌なことがあったので、いつもと違う道を歩いて帰ると男の子は草原に出た。
そこにはオンボロのオルガンがあった。
音の出ないオルガン。
弾いているうちに虫たちが集まってきた。
最後、ヘルメットをかぶった男の子人が現れ、ヘビがいて危ないから帰れと言う。
男の子はヘビにも会いたかったなと、晴れ晴れとした表情で帰るのだった。
男の子と虫たちにはきっとオルガンの音が聞こえたのだろう。
「夜と夜のあいだに」
女の子が夜と夜の間に目を覚ました。
いつもは怒られるお母さんのキャミソールを引っ張り出して着て、針と糸も出して缶に入れて、髪をとかしておめかしをして、扉を開けて外へ出る。
外には王冠をかぶった犬たちが待っている。
そうして、女の子は戻って来なかったのだった。
ちょっと怖い…。
夜と夜の間って夜中のことだろうけれど、夜→朝昼→夜、だと朝と昼ころで明け方とかなのかなあとか思ってみたり。
「夜の中」で「夜と夜」の間にもなるか。
絵本のコーナーではなく、絵本関連の本、画集のコーナーにあったし、大人向け。
絵は流石。
子供を描かせたらすごい。
精密な絵ではないのに、空気が伝わってくる。 -
3つのお話が入っていますが、金曜日の砂糖ちゃんがやっぱりいちばんスキ。
酒井駒子さんは最も好きな絵本作家さんの一人です。 -
タイトルと、表紙カバーの女の子に激しく惹かれた。お花の冠に蝶や小鳥やてんとう虫を乗せ、眠るように瞳を閉じた少女の明るくほんわりとしたイラスト。そのまんまのイメージを持ったまま本を開く。だが、そこに描かれる世界は表紙から想像させるような明るさはない。ハッとするくらい正反対の闇が続いていた。黒い世界に差し色の赤が美しく思わず魅入ってしまう。子どもがひとりで居る心許なさと、酒井さんの幻想的で儚げな絵が絶妙にあいまった独特な雰囲気。いつまでも飾っておきたい表紙のイラスト。愛おしさは増すばかりである。
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大好きな駒子さんの、
素敵で、ちょっぴりこわい、3つのちいさなお話の絵本。
絵もお話も大満足です。 -
ちょっと小さめの絵本。
酒井駒子さんの絵が素敵。
「金曜日の砂糖ちゃん」
「草のオルガン」
「夜と夜のあいだに」
三つのお話。