北欧女子オーサが見つけた日本の不思議(5) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040647920

作品紹介・あらすじ

「北欧女子オーサが見つけた日本の不思議」シリーズ2年ぶりの5巻!
来日して9年。少しずつ理解が深まりつつも、相変わらず新鮮な発見に溢れる日本。その両方を楽しみながら、北欧女子オーサの冒険は続く。
本作は、日本で暮らしながら突然の緊急事態宣言、日本で出会った親友の結婚式とお別れ、東日本大震災を経験して日本に住もうと決意した話など、オーサの人生の転機となる話がたくさん。
朝日新聞be・VOLVO「THE VOLVO LIFE JOURNAL」の人気連載に加え、ブログ未公開の描き下ろしも収録。
完全オールカラー&日本文化体験の写真も満載の日本再発見コミックエッセイ最新作!

【目次】
はじめに
第1章 ちょっと前の日常編
第2章 ステイホームと陽子の結婚編
第3章 もっと!スウェーデン文化紹介編
第4章 もっと!日本文化探索編
おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 男女平等と法律を作ってもまだまだ認識が低い、はき違える人も多い日本に対して、オーサの真の平等感がすごくいいなあと思う。良くも悪くも。
    やっぱり日本ってまだまだ偏見だらけだと思う。
    それをやわらかく、でもはっきり伝えてくれるのが小気味いい。

  • スェーデン紹介の部分の方が面白い
    ラゴム(LAGOM)、ちょうどいい、程々スェーデン語
    空っぽの樽が一番うるさい
    木造家屋の外壁を赤く塗る理由
    フィーカ(コーヒーをのみながら駄弁る)文化
    ジャガイモ、生で食べる
    間の略字に悩む
    砂町銀座食べ歩きツアー、書道、防災体験館
    キャラ弁、滝行体験など

  • スウェーデン出身のオーサさんが日本について書いた五巻
    今回は最初からずっと登場していた友人の結婚による渡英やコロナ禍、地震など。
    取材はフジロック、お花見、滝行、書道など少しずつ。
    スウェーデン文化の紹介もあるので楽しめた。

  • オーサさんを通して、いろんな日本の事をしれて面白い。まだ読んでいない巻があるからみたい

  • オーサさんの新作が出ていたのを最近知って、図書館で速攻予約しました!
    ルームメイトの1人が結婚する話やお花見の話などコロナ前の事も入っていて、ほっこりしました。
    コロナになってからやっぱり周りの環境が少なからず変わっているんだなと思いました。スエーデン人って日本人より基礎体温が高いことに初め知りましたw
    最後のあとがきも個人的に好きです。オーサさんは外国人の視点なんだけど、時々日本人のような見方もしているので、読んでて本当に面白いんです。
    初めて来た日本滞在が、まさかの地震の時だったエピソードを読んで、凄いタイミングで来日していたんだなと感心してしましいました(笑)

  • セントラルヒーティングは私も欲しい!
    雪国に住んでるから冬が長くて、スウェーデンの人の夏が恋しい気持ち分かる!
    春と秋なんて一瞬だし夏はほぼ梅雨だから気持ちのいい天気の日って1年でほんとに少ないんだよね。
    もう気分的には半年くらいは冬。
    だから夏が恋しい。

    内容と関係ないけど、この巻のカバーと本誌開いた時の1ページ(名前がわからない)の裏の柄が同じで、地続きのようで美しいと感じた。
    可愛い柄だよね。

    あとニシンがスウェーデンの伝統的な食材とあったけど、魔女の宅急便でキキが届けたニシンのパイ、あれ舞台がスウェーデンだったのか?とふと思った。

  • タイトルも絵も良い。

  • 借りたもの。
    オーサさん、日本に住み始めて10年になったそう!
    すごーい!

    日本のお花見文化の話と、日本人のアイデンティティとしての“桜”に触れて驚くオーサさん。季節限定の桜アイテムにホイホイされたり。季節がうつり藤の花見も経験するも、紫陽花の魅力に取りつかれ購入するが枯らしてしまう……(枯れたものを花壇に投棄するのは止めましょう)
    日本語と数字の語呂合わせや略字問題に触れたり、グローバリズムの影響で「外人」という言葉の“差別用語”を懸念されて衝撃を受けたりと今回もカルチャーショックの連続。

    それ以外にルームメイト・陽子さんの結婚式があったり。おめでとうございます!!
    そこでも婚姻と結婚式のスウェーデンと日本の違いを知る。……日本だと書類と式を分けて考えがち。

    パンデミックとコロナ禍の衝撃も、オーサさんが楽しく?生活している点では、白夜と長い夜のスウェーデンが、いかに楽しく家の中で過ごすかに長けている文化のノウハウを垣間見たり?
    2020年、集団免疫獲得を目指したスウェーデンがロックダウンをしていないのと、緊急事態宣言をした日本。
    この対比は興味深かった。改めてオーサさんがまとめて?くれたのを改めてみると、スウェーデンの政府への信頼の高さを認識したり。
    日本のアマビエ人気は面白かったし。

    第3章のスウェーデン文化紹介。
    サーミ人の話(未鑑賞だけど映画『サーミの血』思い出した)や、インド・ヨーロッパ語族で語感は似ているけれどスウェーデン語がマイナーとか英語が話せないと世界進出できないとか…
    シュールストレミングの正しい空け方。アイスランドには毒(アンモニア?)のあるサメを地中に埋めて発酵させる「ハカール」という食べ物があるらしい…『もやしもん』1巻( https://booklog.jp/item/1/4063521060 )冒頭のアザラシの漬物?を思い出した。
    『北欧女子オーサ日本を学ぶ』( https://booklog.jp/item/1/4040652290 )でも言及された、キャラ弁やキャッシュレスの話もあり、併読すると深堀り?

    日本文化深堀りに、滝行や書道、日本酒、商店街文化、災害体験など。

  • さくら、フェス、コロナ、友達の結婚、滝行。

  • オーサさんの日本体験コミック。
    ずいぶん読み易くなった感じ。
    ちょっと前の日常編のフジロックの体験談がおもしろかった。

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著者プロフィール

1983年生まれ、スウェーデン出身。幼い頃にアニメ『セーラームーン』と漫画『犬夜叉』を知って漫画家になることを決意、2011年に東京へ移り住む。 一番好きなアニメは『少女革命ウテナ』、一番好きな漫画は『NANA-ナナ-』。一番好きな日本食はラーメン。著書に累計27万部の『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』1~5巻、『北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅』『北欧女子オーサ日本を学ぶ』(いずれもKADOKAWA)、『さよならセプテンバー』1~3巻(クリーク・アンド・リバー)がある。

「2023年 『北欧女子オーサ、日本で恋をする。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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