死亡退場するはずの“設定上最強キャラ”に転生した俺は、すべての死亡フラグを叩き折ることにした (ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (2023年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040749488
作品紹介・あらすじ
前世で好きだった『ヴァリアブレイド』というゲームの世界に転生した主人公。
問題なのは、転生したキャラが本編開始前に死亡している“設定上は最強”と呼ばれる
謎多き戦士、ジル・ハーストだったこと。
ゲームの世界については知り尽くしているのに「自分がいつ、なぜ死ぬのか」だけ、わからない。
前世のゲーム知識を基に何とか死を回避しようと試みるも、“生前、彼が護衛をしていた”王女・セレインと、
設定通りに出会ってしまったジルは、ついにその最強の力をもって、すべての死亡フラグを迎え討つことに決めるのだが――!?
新時代の運命改変×学園無双ファンタジーが、幕を開ける!
感想・レビュー・書評
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いわゆる転生ものなんですけど、転生先がなんとゲームでは既に死んでるって設定は面白いと思いました。
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死の運命を避ける為、また、王女を守る為、厳しい戦いに挑み、襲い来る敵を撃つ主人公が熱い!
ゲーム・ヴァリブレイドで、設定上最強だが死亡済みの謎多きキャラであるジル・ハーストに転生。ジル・ハーストが死亡理由が分からぬまま、来るべき死を避ける為、前世で得たゲームの知識を全力で活かしつつ奮闘する、学園ファンタジー。
元々、ジル・ハーストは第三王女セレインの護衛だった為、最初は彼女を避けようとするが、なんやかんやで彼女のために死に立ち向かう所が良かったですね。
あと、セイレンは可愛らしくて良かった。箱入り娘な彼女がちょっと背伸びして、授業をサボっているシーンなど、ほんわかしました。
1点。「死亡フラグを叩き折る」というタイトルから、無双系の話かな、とおもったら、実際は無双を「避け」る話で、そこはちょっと気になった所です。