RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041003701

感想・レビュー・書評

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  • 3巻の舞台は、夏の戸隠
    宗田姉弟の故郷で過ごす夏休みの初め

    謎が解決に向かった側からまた謎が増えて
    展開が忙しい!
    とりあえずタビの守りってなんだろう…
    早く解決してくれないと随所で感じた疑問を忘れ去りそうで怖い←

    何故真響が高柳と争っているのか、その理由はわかったけど
    泉水子同様、まだすべてがしっくりくるわけではなく
    依然としてわけのわからないまま
    巻き込まれている感が、
    ヤキモキもし、またワクワクもし

    学園祭ってなんなの!?
    なんでそんなに大事なの!!?

    生徒会長の仄香が「舞った」という
    何かを守ったり、清めたりする必要があったということだろうか?
    というか続きはもう持っているのだから、早く読めばいいんだよね
    ああだこうだ言ってないで、読もう!

    真夏の悩みや不安が実に思春期、というか若者らしくて切なくなった
    先を思うからこその、絶望なんだよね…
    神隠しにあいやすそうなタイプってなんだろう?

    あとやはり真澄は捧げものとなったのだろうか…という考えが
    拭えないでいる…
    意図するしないに依らず…

  • 学校が夏休みに入り、文化祭の準備を兼ねた生徒会執行部の合宿で宗田姉弟の地元である戸隠へ。
    それをきっかけに今まで分からなかった、なぜ真響と高柳が対立しているのかが判明します。
    普通の学校じゃないとは思っていたけど、そんな目的があったんですね。

    真夏くんが大事にしている馬のタビや、2巻ではお預けだった泉水子の舞、紫子さんの登場等、盛りだくさんです。
    泉水子と深行くんの距離も少し縮まったみたいだし、続きが楽しみ。
    いつも冷静な深行くんが泉水子の行動にオロオロしてるのがちょっとおかしかったです。

  • [2013.04.11]

  • 普通の人であるお母さんにはそういう風に見えるんだ
    そしてお父さんは普通の人じゃないと

    いろんなサブキャラが出てきたけどほぼ名字だけ
    生徒会が不気味

  • 三つ子に焦点をあてた巻で、泉水子の感情もそちらに引きずられている感じ。山場も全体のボリュームも見えてこないので、長いおつきあいになりそう。

  • 高校生活が始まり、初めての夏休みを迎える。執行部に入ることになってしまった泉水子は、夏休みも執行部の仕事に埋め尽くされることになってしまった。夏休みを迎えるにあたって帰省するつもりだったが、宗田真響の誘いで長野県戸隠で合宿をすることに決まった。

    そういうこともあって今回は宗田兄弟がメインの話だ。戸隠の歴史、山伏とは異なる忍者の系譜を持った宗田たちの地元ということもあって、彼らの背景や兄弟について解き明かされていった。
    亡くなった真澄は単なる亡霊ではない理由。そもそも真澄が驚異的な力を持っている理由。喰われるってそういうことかと合点がいく。
    一番楽しかったのは真響と真夏、それから深行たちの関係がこの巻を通して深まっていたこと。やっぱり夏にはイベントごとが必須だ。
    泉水子は段々と自分のできること、自分のやれることに足して自信を持ち始めていて、あんなにおどおどしていた彼女が成長している姿を見ることができた。

  • なんだかとんでも話になってきた。アニメが始まってしまう。。4巻へGO!

  • だんだん強い女の子になっていくなぁ。

    そしてどんどん想像しない展開に・・・w

  • サブタイトルにあるように、夏休み編。
    学園の日常から少し離れた、非日常。
    今回は、出てくる人物により一層色がついたように感じた。いきいきと、というのとも少し違う。ひんやりと。でも、くっきりと。

    そして、やはりというか何というか、真澄くんが好きだなあ。

  • それぞれの陣営の思惑と策略が交錯し出した鳳城学園。生徒会執行部の合宿で訪れた霊山、戸隠で、泉水子、深行たちが出会う試練の中、満を時して登場した紫子さん。まだまだ、謎と各陣営の手の内が明かされないままではあるけれど、そんな中でも、徐々に泉水子と深行の関係も前に進んできたかな?

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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