RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (角川文庫)

著者 : 荻原規子

• KADOKAWA (2012年12月25日発売)

感想・レビュー・書評

[いつしまさんの感想 · 2013年6月26日]

ふつうの女の子として、わたしを見てほしい

学園祭を間近に控え慌しい毎日を送る泉水子たち。準備に追われながらも、高柳との対決に向けて互いに手の内を探っていく。今回の話で、泉水子と深行、宗田姉弟の関係が少し深まる。そして姫神が語る「やり直し」とは？
今回は次巻（学園祭本番）に向けての序章。様々な真実が断片的にではあるが、見え隠れしてくる。
アニメもよかったけど、やはり文章で読み直すと登場人物の心情がよく伝わってくる。このまま一気に5、6巻と読み進めたい。

[とみぃさんの感想 · 2013年6月26日]

まさか玉倉山に帰ったところが日記で済まされるとは・・・。
二人がどんな話をして一緒に帰るのか、深行の話が聞けるのかと思っていただけ、少し残念だったが、泉水子側の気持ちが分かりやすく描かれていた。
とくに、和宮の顔が好みと言われたことを思い出して怒っているところなんて可愛らしい。

泉水子の意識の変化がよく見え出した。
姫神も長く登場し、あたふたする深行が見れる。その後の泉水子の涙の訴えもまた見物。
学園祭はまだ始まらないが、それまでに伏線がたくさん。前途多難。
あと２冊、いったいどう終わるのだろうか。

[ayathkiさんの感想 · 2013年6月20日]

※再読

[ひとむさんの感想 · 2013年6月12日]

文化祭準備。如月先輩がかわいいです(*^^*)

[ゆずさんの感想 · 2013年6月10日]

３まで読んで、
目が離せない！！という感じでもなかったのですが、
読みかけたので４も。

でも予想以上におもしろくなってきました。

[quatorzeさんの感想 · 2013年5月26日]

文化祭準備と、戦いへの準備。

泉水子の特別さがだんだんと学園全体に広がってきている。世界遺産候補というこの戦いのキーワードが明らかにもなる。泉水子と深行の間も、泉水子の自覚につれて変わってくる。とにかく、決戦へ向けて急激に変化する巻。

[竜田比古さんの感想 · 2013年5月20日]

学園祭準備。
泉水子の気持がかなりネガチブで、それで筋を複雑にしているように見える。iPhoneがふちょうなのか

[有穂さんの感想 · 2013年5月11日]

学園祭前夜。
五巻まで読んでから思い出してみると様々な伏線が含まれた一冊。
アルジャーノンとか泉水子の姫姿とか。
姫姿のくだりはやや強引な感じもしましたが、その後にはそんなことも忘れてしまうような姫神と深行の心霊スポットデートが。
次巻の学園祭本番が気になる引きです。

[Dream48さんの感想 · 2013年5月6日]

やっぱり荻原規子の小説はいいなぁ。

[disktnkさんの感想 · 2013年5月5日]

学園祭準備編．いろいろと姫神さま周りの全体像が見え始め，ストーリーも大きく転換を迎え始める巻．少しずつ，積極的に人と関わろうとする泉水子だけど，やっぱり重要なところで一歩引いてしまう心情が地の文でよく表されていて，とてもじれったい．あれもこれもと手が回らない様子は，高校生っぽいなぁと思った．姫神と泉水子の関係はさすがに予想外だった．
若干，学生同士の会話の流れが意味不明なのは，読んでいる自分が当時の青臭さをとうに忘れてしまっているからだろうか．

著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』（徳間書店）で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞（ＪＲ賞）、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「ＲＤＧレッドデータガール」シリーズ（KADOKAWA）『あまねく神竜住まう国』（徳間書店）「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ（理論社）、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲　幻想組曲　[狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」