RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006269

感想・レビュー・書評

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  • この学園祭でなにがおこるのかとてもどきどきです。
    自分と姫神のことを今までと違った感じで受け止めはじめ、変わり始めた泉水子の様子にも目がはなせません。

  • 読了。

  • だんだんと面白くなってきました。姫神と深行の会話から姫神のことも少し分かってきたし、姫神と深行、泉水子と深行の関係について姫神、泉水子がそれぞれ嫉妬するというのもおかしかったです。泉水子が真響(まゆら)に姫神のことを打ち明け、深行も含めてこれからどういう展開になるのかワクワクします。

  • あー、なんか、カビの生えた何かみたいな設定になっていることが予感されるのが残念。子ども向けだから?いやでも、子どもだって、詳しいヤツは詳しいんで、あまり甘く見ない方がと思ったり。一方、ラブコメ的には、多重人格の人が、相互に記憶は共有できる状態で、もう一方の人格に嫉妬するようなネタは面白いかも。ちょっとネタバレしすぎか。神霊的な存在として尊大に振る舞っていたはずが、正体を仄めかし始めるや、ざっくばらんな物言いになってくるのはわざとなのか間違ったのか仕方がなかったのか、ちょっと気になります。

  • 学園祭がはじまるよ、の話。

    泉水子ちゃんは中等部の代役で、お姫様のモデルをやることに。
    その一件から注目度がぐんぐんあがっていて、深行くんはおもしろくない。
    かわいい。このふたり。

    一方、姫神がやっと自分のことをきちんと語りましたね。
    鈴原の一族のもので、「世界遺産」で、未来で人類を滅ぼしたもの。
    過去を改変するために、血をわたっていること、これが三度目の挑戦であり、他人を渡っているなかで記憶が薄れていくがゆえに最後の挑戦になるであろうこと。

    思ったよりも姫神の存在が薄いままここまで来ましたね。
    逆に「泉水子」の存在が強くなってきているから、最終的にはそれで統合されるのだろうか。

    世界遺産ってなんなんだろう、とか、謎はありますが。
    相変わらずすいすい読めちゃいます。

  • シリーズ4作目。


    全編通して学園祭の準備中です。
    学園祭自体は次作に持ち越し。
    流石私立、と言っていいのか物凄くお金をかけてます。
    まあ学園側など大人の事情もあるようですが。
    もちろんあの高柳一条が大人しくしている筈もなく、
    本人はあまり登場していないのに、
    何やら不穏な空気だけはビシバシ伝わって来ました。


    姫神も再度登場。
    泉水子の三つ編みは封印の役目を果たすとされてきましたが、
    あるきっかけから無効というか無意味だと判明。
    不意打ち的に表れて深行が心底肝を冷やします。
    姫神の謎も大分解ってきました。
    割と予想通りだったので、
    無意識に拾っていた伏線があったかと遡って読み返してしまいました。
    当初は泉水子の可愛らしい自分探しの要素が強かったですが、
    事態はどんどん深刻な様相を呈してきました。


    それとは別に。
    相変わらず対人関係で悩む泉水子ですが、
    心の声の描写など、どんどん恋愛色に染まっていく気がします。
    深行との距離の取り方に苦心する様子は、
    読者からするとまるっきり片思いの悩みのように思われます。
    本人はまだそこまで考えが至らず無自覚ですが。


    それから。
    もう少しあの喋るカラスに登場してもらいたかった。
    深行と合体(?)してなかなか現れてくれません。
    ほんと想像するに付け、シュールでキュートな存在です。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】913.6/O【資料ID】91140780

  • 姫神の由来や深行と和泉子の関係性などおもしろくなってきたな~
    真響は和泉子のこと本当に友達と思ってるのかな、利害関係が一致した相手には良い顔できそうだけど、合理的に。女友達は少なさそう。

    あと学園祭頑張りすぎ…!

  • 2014.6.7読了

  • 2013年8月13日読了。
    恋愛、とひとくちで言えないところが切なくもあり羨ましくもあり。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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