RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006269

感想・レビュー・書評

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  • 学園祭を前に様々な思惑が交錯する。4巻目の今回は嵐の前の静けさ、と言ったところだろうか。

    東京郊外の学園を舞台に、山伏や忍者、陰陽師といった題材を織り込んで話が展開していくレッドデータガール。

    日本版ハリーポッター、と言ったら言い過ぎかもしれない、しかし単なる超能力、魔法的な展開を越えて話は宗教的なものや日本古来の神々にまで進展していく。

    現実世界の裏にこういった不思議世界があると思う人には、たまらない内容かもしれない。オカルト的な題材も今の時代にマッチしているのだろう。
    しかしメインはあくまでも主人公とその友人達の精神的な成長と友情、そして相手に対する愛がテーマだ。

    4月から放送のアニメにも注目したい。

  • ここにきて、もう一回1巻から読みかえしたくなる。
    クライマックスが近づいて来たかんじでしょうか。
    あー。続き気になるーーー

  • やっと話が動き出した4巻。
    「自分」について考え始めた泉水子ちゃんがこれからどう変わっていくのか楽しみ。

  • 既読だったのは3巻までなので、ここから始めて読む部分。
    この物語が加速していく感じがとても気持ちが良かった。
    時間遡行といっても同じ時間軸での話だと思っていたのでそれがとても意外だったのと、そういう世界スケールの話なのに、そこに高校生の青臭い恋(と言ってよいものか)の話を絡めて物語を一気に読者の手の届く範囲に引っ張って来ちゃうところが、もう、すごい……西魔女まではちゃんとその年代に読ませてもらえたのであんまり文句は言えないけど、やっぱりこの物語の対象年齢であるうちに読みたかった…!大人であることでとても損をしている…!

  • ぬぅああっじれったい!
    そのモヤモヤしてる気持ちが恋じゃあっ!

    と、思わず心の中で叫びながら読んでいた。
    なんてじれったい二人・・・・

    そして姫神の全貌が段々とあらわになってきた。
    これは早く次の巻が読みたい。
    今の時点でうやむやとした所が、次の話しを読むことで、きっとすっきりするんじゃないかと言う空気が醸し出されているまさにこのあとの大きな展開に向けての序章な話しだと思った。

  • 4巻は、これから始まることへの序章という感じでした。
    姫神の正体がちょこっと分かり、泉水子と深行の関係もちょこっと接近して。
    段々と話のスケールの大きさが見えてきたので、これからどう結末に向かうのかが益々楽しみになります。

  • だんだん面白くなって
    それから
    どんどん面白くなってきた。

  • 20130111
    好きだけどこういう展開は予想してなかったかも。
    といって特に予想してたこともないか。
    完全に学園ものなのねー
    二人の関係は想像通りでもどかしい感が良いです。

  • 学園祭編パート1、といった感じ。
    姫神の存在が意外なものだったことが判明する。案外SFちっくだった。

  • とうとう姫神の謎が本人から説明されましたね、全部ではないけど。いや続きが気になって気になって、一気に読み切ってしまった。というかタイムワープものだったの??まさかのパラレルワールド、時代やり直しものだったとは。若干設定苦しくないか?と思わずにいられないけど。
    泉水子がゆっくりだけど着実に成長していく姿が良いですねえ。三つ編みをほどいても自分を守れたし。
    深夜の八王子城跡散歩の後、泉水子・真響が深行を責めるが、どうも怒っている理由が男にはよくわからんよね、と深行に同情。
    仄香会長も深行に惚れてしまったのか??コッチ方面の話もどうなることやら。
    あと2巻で終わるのかぁ・・・
    あーー、続きが気になる。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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