魔女の宅急便 2キキと新しい魔法 (角川文庫)

著者 : 角野栄子

• 角川書店 (2013年5月25日発売)

感想・レビュー・書評

[潮見惣右介さんの感想 · 2013年8月16日]

自分が魔女であることや仕事内容にあれこれ悩むキキさん。“運び屋キキ”にならないように。ところで、ジブリ映画のようにキキが飛べなくなったりジジが喋られなくなる回は来ないのかな…。

[いりあさんの感想 · 2013年8月15日]

実写映画が公開される"魔女の宅急便"の第2巻。コリコの街で宅急便屋さんをはじめ、街にもすっかり馴染んだ2年目のキキたち姿がイキイキと描かれます。1年目は持ち前の明るさと勢いでなんとか無事に乗り切りましたが、少し落ち着いてふと自分のあるべき姿を見失いそうになり、落ち込んだりしましたが、周りの人達のおかげで、なんとか元気に過ごせたようです。1年を1冊でまとめてあるので、キキの成長物語として読みやすいです。これからどんな魔女になっていくのかとても楽しみです。実写映画は本巻までを映像化するようです。

[ericanonさんの感想 · 2013年8月11日]

１巻に続いてキキの成長が描かれていました。
角野さんの文章は読んでいると不思議なくらい
優しい気持ちになれるので、
本当に今更かもしれませんがお気に入りの
お話になりました。
今回も表紙の絵がかわいい！

[keyさんの感想 · 2013年8月7日]

コリコの町での宅急便の仕事が軌道にのるにつれ、
人に喜ばれるものだけでなく、
人を悲しい気持ちにさせるものまで運ぶようになったキキ。
それはモノであるときもあれば、形のないものであったり。
寂しさ、怒り、後悔。
人の様々な感情にふれるようになり、魔女として人として成長をするにつれ、
自分の仕事を見つめなおすことになる。

気がつくとキキは、以前は関心を持たなかったくすりづくりの魔法に興味を持つようになる。



おじいさんに頼まれて、散歩をする話が好き。

[ぼぼさんの感想 · 2013年7月29日]

魔女の宅急便２巻。ようやく読み終わった。毎日すこしのページずつ読んだ。一気に読むには内容がきれいすぎて無理だった。心の浄化タイムに使った。

[ma-book-iさんの感想 · 2013年7月18日]

ジブリ大好きなので魔女宅が映画化すると言うことで早速読んで見ました。

映画向きというよりは絵本向き？
って感じの、のほほ〜んな短編が続いてた気がしましたが、その中で印象に残ったのは10話の[キキ、さんぽを運ぶ]のお話はほっこり＆感動して泣けました。

[yukinkovvvさんの感想 · 2013年7月12日]

2013-63
魔女の宅急便の続きを読んだのは初めて。
失敗を経験して成長していく姿はキラキラしてみえる。
とんぼさんとの恋も気になります。

[hannbei21さんの感想 · 2013年7月4日]

新しい魔法は薬かぁ〜

[komi-goさんの感想 · 2013年7月3日]

優しくて楽しんで読めました。

[うろたんけらむのさんの感想 · 2013年6月29日]

スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」の原作。
ですます調で語られるナレーションが物語全体に温かみを与えている。

著者プロフィール

1935（昭和10）年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」