- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041010501
作品紹介・あらすじ
メキシコのグアダルーペ寺院に、枢機卿の代理として派遣された平賀とロベルト。式典の挨拶だけのはずが、突然宙に浮いた十字架が目の前に現れた。奇跡を目の当たりにした彼らは、調査を開始する。
感想・レビュー・書評
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今回はかなり難しかった。。。とりあえず目に浮かぶのはセノーテにいる微生物が織りなすとぐろ。。。
かなりの部分を読み飛ばしてストーリーラインをおうだけになってしまった
2023.3.12
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#読了 #藤木稟 #バチカン奇跡調査官 #角川ホラー文庫
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なんやかんやと2人共わっちゃわちゃしている印象。
アクションシーンはなく、完璧頭脳戦(?)で、専門用語が後半になればなるほど出てきます。
頭の弱い私にはちょっと苦痛だったかな……
頁数もこのシリーズの今までに比べ、ボリューミーだし、“彼”や“アイツ”を探すこともなかったし……
でも心温まる場面もあったので良かったです。 -
友人に勧められて読み始めたシリーズ。読む度にキリスト教に明るくないことが悔やまれるが、無知でも問題なく楽しめている。
今回は兎に角メソアメリカの伝承や歴史の描写に、好奇心をそそられた。科学の知見が低いため、平賀の謎解きターンの理解が及ばない部分が多々あるが、全体を通して平賀とロベルト、2人の探究心が他シリーズより純粋にピックアップされているように感じた。事件の裏に潜む陰謀がほぼなかったからだろうか。
ラスト、考察の着地点がいささか壮大な話になったな、と思う部分もあるが、ロマンもあり良かったと思う。新キャラクターのチャンドラ・シン博士が好ましい。今後の活躍に期待。 -
図書館で。
今回はマヤ文明。ケツアコアトルさんとか色々知らない事多いな~と面白く読みました。
正直、結末を読んでコレ、奇跡でいいんじゃね?とか思いました。科学的な解説はついてるけど色々、うん、すごい偶然が重なりすぎてるし(笑)
ローレンに代わり又強烈なキャラクターが登場。
表紙の絵を見ると悪役っぽい(笑)珍しく今回はジュリア神父一味の暗躍もなく終了。 -
話壮大すぎじゃない?
人類の起源とか、その辺までいくと
ほんと神ががかったところに来るわけで
まさにそういうのが宗教で伝承されてくみたいな
でも、何事も森羅万象今ある世界が元であり全てである
ってことは揺るぎない事実かな?
なんとも敬虔な気持ちにさせられました
感服いたしました!! -
いいキャラがでてきた
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バチカン奇跡調査官シリーズ7巻(ただし、6巻との間に番外編1あり)。コンクラーヴェのため身動きがとれぬサウロらの代打で式典での挨拶をすべくメキシコに向かった平賀とロベルト。しかし、式典中に天からの声が聞こえ、十字架が宙に浮かび続ける事態が発生し、奇跡調査が開始される。
広い知識と抜群のコミュニケーション能力で情報収集をし、推論を組み立てるロベルトと、深い知識と集中力、飽くなき探求心で科学的に説明をつける平賀は、探偵(ではないが。)としてのベストな組合わせである。しかし、今回の話はさすがにぶっ飛びすぎており、ミステリというよりSF。でも、どこかで同じような話を読んだ記憶があるので、一部オカルト界隈では比較的有名な話なのかも。ローレンの代わりについたチャンドラ・シンのキャラが濃すぎて面白い。