ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 25417
感想 : 1554
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041014516

感想・レビュー・書評

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  • 随所に感動・鳥肌ポイントが散りばめられていた。一つ一つの相談も、繋がっていないように見えて繋がっていたり、読み終わってみると実は伏線だらけの設定に、流石の作者だなと感心させられた。自身になやみがありどうしようかかと悩んでいることも、ようは自分の考え方一つなのでは?と良い意味で背中を押してくれる内容。最後まで楽しく読むことができた。

  • 伏線が至る所にある。よく出来てるし、面白い。
    感動って訳じゃないけど、夢中になって読める本

  • 20211101読了
    3.5評価で四捨五入☆4つ

    覚書
    第一章 回答は牛乳箱へ
    第二章 夜更けにハーモニカを
    第三章 シビックで朝まで
    第四章 黙祷はビートルズで
    第五章 空の上から祈りを

    東野本はガリレオ&マスカレードシリーズが好きで
    シリーズ化されていない小説はあまり読んだことが
    なかったのですが、不思議空間系もお書きになって
    いたのですね。 昭和ワード満載でところどころ
    懐かしいと思いながら一気読み。

  • こんなに真剣に他人のことを考えてくれるなんて、なんて素晴らしいのでしょう。
    でも読み応えがあまりなかった…

  • 様々な人生が手紙と養護施設という2つのキーワードで繋がっていく。
    読みやすく全体的に面白かったが、時空設定がスッキリしない点もあった。

  • 久しぶりの小説、久しぶりの東野圭吾さんの本。人生の岐路と、不思議な相談に乗ってくれるナミヤ雑貨店と、点と点がつながる話。登場人物がそこそこいるのと、過去と現在を行ったり来たりするので、ちゃんと読んでないと分からなくなるくらいには、読解力を要求される本でした。熱中して読むほどではなかったかなあ。

  • ブクログのオススメに上がってたので読んでみた。ストーリーがやや入り組んでいたので少しついていきにくいところがあったが、浪屋氏の手紙は味がある。

  • 東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」読了。雑貨の販売をする傍ら子供向けの相談話を受けることになったナミヤ雑貨店。ある晩、訪れた三人のコソ泥は一通の封筒を手にするのだが。。いつもの東野作品とちょっと異なり、少しファンタジー要素が入っていて、最初は戸惑いましたが、児童養護施設「丸光園」の話が出て来てから、物語に引き込まれました。相談事と卒園者に、ちょっとした繋がりがあり、どんな展開になるのかな?と興味を持ちながら読み進めました。最後はホッコリとした読了感。表紙の夕陽が温かさを感じさせてくれました。良かった♪

  • 自分が読んだ初めての小説です。10回近く、読み返しました。何度読んでも感動します。

    悩み事のこたえは、自分の中にある

    このメッセージは、自分を小説好きにしてくれました。最後には全ての話の関係がわかってくる、素晴らしい作品です。

  • 過去と現在を繋ぐナミヤ雑貨店で、3人の泥棒がいくつかの悩み相談に回答する。回答は手紙で過去に送られ、相談者の人生を大きく変えることになる。各悩み相談毎に章が分かれており、最後にそれらのエピソードが繋がる。各エピソードの関連性が見えるに連れ、続きが気になりサクサ読める。文章も読みやすく、非常に心温まるファンタジー作品であった。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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