櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 937
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041016312

感想・レビュー・書評

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  • 櫻子さんと正太郎、出会いの事件あり
    都市伝説調査から自殺事件の真相判明?
    Phantomとの交流が薄気味悪いです

  • 櫻子さんとの出会い、そして、今、再び櫻子さんと行動している心の動き。生と死、心理的誘導、なんか色々考えてしまった。

  • やっぱりおもしろい作品だと思う。今回の作品は絶対に読まないといけない作品ですね。物語の肝になるような作品です。これからも続くだろうから楽しみにしています。

  • 櫻子さんと正太郎くんの出会いを描いた100ページ強の話が秀逸。これで長編化に向けた環境整備が整った。また、本作品のコミカライズが正式に発表された。掲載誌は角川書店の「ヤングエース」。作画担当は水口十。もう2~3冊たまって累計100万部を突破したら、いつアニメ化されてもおかしくないね。今や、マンガよりもラノベの方がアニメ化のハードルが低いし…。

  • 九条櫻子、無邪気でキレイなお嬢様、骨を組立てる標本士、素人検死。館脇正太郎、高校生、お供の少年。

    お約束の美女、高い能力、独特の対人法、自分本位、男言葉。

  • 正太郎と櫻子さんの出会いのエピソードや櫻子さんの弟の死に関することが次第に明らかになってきた。

    櫻子さんが抱えている心の闇は、彼女の魅力の一つでもある。屍体に対してどうしていつもれせいでいられるのか、亡骸をを無機質な物体として見下ろすことができるのか、そこに至った経緯がだんだん明らかになっていく今後の展開が楽しみになってきた。

    しかし、一方でこの物語が終焉に向かっていることも感じ、少し寂しい気もする。

  • 今回は櫻子さんと正太郎が初めて出会った事件と、櫻子さん家族の過去が明らかになる。そして、花房がどこに潜んでいるのかわからず、花房による巧みな罠にドキドキしながら読みました。
    花房の事件が解決してしまうとこのシリーズが終わるのか、長引いてる気もする。正直、花房との因縁の対決もほどほどで終わってくれたらと思う。確か正太郎の回想で話が進んでいたと思うけれど、やはりこの事件がメインになってしまうのかな。

  • 若干躁鬱の激しい正太郎くんが相変わらず頭悪い登場人物代表みたいな立ち回り。そのせいか、花房がどこにいるのかわからないという緊張感が出ていた気がする。久しぶりに正太郎は本職であるグルメリポーターに勤しんでたけど、そのシーンが多くて逆に作者の表現力の貧弱なのが……。あと偏見にまみれた道民像だけど、怒られないのだろうか。

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著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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