ラスト・ワルツ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040232

感想・レビュー・書評

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  • 「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第4巻。相変わらずのD機関員無双である点と、ラストのオチにつき、それまでに適切な伏線が張られているわけではないので、読みながら謎を考えていくというミステリーの楽しみは低いのだが、そこを除くと少し面白みが湧くようになってきた。とりわけ、所々挟まれる日本陸軍への痛罵が小気味いい。

  • 12月-7。3.5点。

  • 全て面白かったです。
    Kindleじゃなかったのでなかなか手をつけられなくて読むのが遅くなりました。
    Kindle化希望。

  • 4作目ともなれば、目新しくもなく、だよねーって感じです。でも好きなシリーズなのでついつい読んでしまいます。 3作目はおいおいってのが多かった気がしますが、今回は「パンドラ」だけでした。D機関さえいれば、戦争にならなくてすむじゃないか。

  • 今回も裏に表に活躍暗躍するD機関。
    巻を重ねるごとに情勢は悪くなっているけれど
    彼らは彼らの仕事をするだけであるし、
    そんな中でもスルリと生き抜いていくのだろう。
    表題のラストワルツに通ずる舞踏会の夜、さすがの結城中佐ずるいかっこいい。
    あとなんかもう鳩になりたい。

  • 20160801読了

  • 2016/07/13
    移動中

  • 中野学校ではない帝国陸軍スパイもの。

    ナチスドイツ、中国大陸、日本国内と、舞台をかえたいくつかのエピソードが入っている。
    個人的には「舞踏会の夜」が良かった。

  • 2016/6/19

  • ■加速する頭脳泉、ついに最高潮へ――!異能の精鋭たちによる、究極の騙し合い!

    華族に生まれ陸軍中将の妻となった顕子は、退屈な生活に倦んでいた。アメリカ大使館主催の舞踏会で、ある人物を捜す顕子の前に現れたのは――(「舞踏会の夜」)。ドイツの映画撮影所、仮面舞踏会、疾走する特急車内。帝国陸軍内に極秘裏に設立された異能のスパイ組織“D機関”が世界で繰り広げる諜報戦。ロンドンでの密室殺人を舞台にした特別書き下ろし「パンドラ」収録。スパイ・ミステリの金字塔「ジョーカー・ゲーム」シリーズ!

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著者プロフィール

一九六七年生まれ。二〇〇一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で第十二回朝日新人文学賞受賞。〇八年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞。他の著書に『象は忘れない』『風神雷神』『二度読んだ本を三度読む』『太平洋食堂』『アンブレイカブル』などがある。

「2022年 『はじまりの島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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