- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041044926
感想・レビュー・書評
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シリーズ第3弾。
本人も周りも、盛り上がりと変化があって、楽しかった。
幸人との進展にほっこり。
もともとお仕事小説だが、今回は特に、仕事とは、を問う内容。
やりたいことと、天職の違い。
考えさせられる。
最後はあわただしくまとまる。
内容的にも完結編か。 -
今回は悦子の話よ。
彼氏ともうまくいき、ファッション誌への異動も。
何ごともいい感じで進行しているのではないか? と思っていたら自分の適性に気づいたらしい。編集より校閲向きだと。
やってみないと本当のところはわからない。
思い込みということもあるもんね。何ごとにも挑戦だな。 -
ファッション誌の編集者にあこがれて、やっと入った景凡社で校閲部に配属された河野悦子。シリーズ3作目です。
悦子がついに、あこがれのファッション誌の姉妹誌編集部に異動に!?
付き合いの始まったばかりのアフロイケメン、是永是之との恋の行方は・・・
人と違うことが欠点になるのか個性なのか。
私は、自分の興味あることにしか目がいかない悦子は、ある意味自由を手にしてると思いますが。
受付嬢の今井セシルや、ファッション誌編集者の森尾、幸人、悦子、それぞれの夢と現実。シリーズの中ではいちばん現実感があって少しシリアスです。 -
好きな事・憧れている職業が自分に向いている仕事・天職とは限らないという誰にも当てはまる内容だった。
だからこそ、好きな事が仕事になるって本当に幸せだと思う。
だからって好きな仕事が向いている仕事ではなかったとしても、不幸ではない。
自分の能力が発揮できる仕事に出会えたら、もうそれで充分なんだなと思えた。
内容が校閲のお仕事小説から離れてしまったのは、ちょっと残念。 -
良い意味で、漫画のようにサクサク読めた。それぞれのキャラも立っている。校閲の仕事自体はさほど出てくるわけではないのは残念だったけど。
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日本語って大切
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せつなくなった。
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図書館で。
多分これが校閲ガール最終巻なのかな?良い感じにオチが付いている気がします。
個人的には一番好きだった森尾さんが良い感じの彼氏とやりがいある職場を見つけてちょっと安心。流石にカイヅカ氏はな… いや、彼はエツコさんと結構良いコンビだと思うけど。そう言う意味ではアフロ君の少女漫画のヒーロー感がすごかった(笑)それにしてもこの登場人物たちはやりたい事がはっきりしていてスゴイ。それに伴い転職も辞さない覚悟ってのは中々のもの。
そしてやりたいことと自分に向いた仕事が一致しなかった時の寂しさは…確かにやるせない。けど彼らは天職とも呼べる才能を見出されてるんだからそれは幸福な事なんだよな。するとやっぱりエリンギ部長がスゴイって話になるのかな。
というわけで楽しく読み終わりました。いつか違う作品で彼らのその後何かが確認できたらいいなぁなんて思いました。