- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041046289
感想・レビュー・書評
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東京結合人間を読んだときも思ったが、序盤からグロ描写のオンパレードで、話もあまり進まない。
ただ中盤からの推理合戦や大仕掛けのどんでん返しはマジで興奮します。超面白い。
さすが変態パズラー。
序盤なんとかならないものでしょうか、あとカタルシスは全然ありません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらず作り込んでる世界が凄い。
大変不快だけど、
その設定を活かしきっていて
いつもうまいな〜、と思う。
ハヤシ先生の狂気がやばすぎるけど… -
ミステリ。SF。
なんだこの世界は…。この著者の作品はいつも、異様な世界観に圧倒される。
風俗店の店員・カブと、女子中学生・サラの視点で、交互に物語が進み、次第に繋がっていく構成。
物語としては、何といっても、終盤の濃密さがスゴイ。頭の整理が追い付かなかった。
常に、次の作品を読むのが楽しみな作家です。 -
★4つけるのはどうかと思う程グロいし、嫌な気分になるんだけれど、だまされた感と、読者をうまく引っ掛けることに関してはやはりすごいうまいと言わざる得ないので。
コアなファンが付きそう -
グロ系の世界観がよくまとまったミステリー。論外に気持ち悪い世界観をよく考えられるなぁと思う。人が道具として扱われている残酷描写が好きな人でも中々気持ち悪いと感じられるだろう。
『東京結合人間』と同様、女を凌辱する女というモチーフが出てくるが、筆者の拘りなんだろうか… -
エログロミステリ。
人面瘡が体に出来てしまう奇病、それを売り物にする風俗店と序盤はエグい部分も多いが、後半は推理が飛び交うミステリ。人面瘡までが推理を語り始めるのには驚いた。
エログロも含めて面白く読んだ。 -
読む人を選びます。脳瘤とか、こぶとり姉さんとか最初はきついけど、後半は謎解き要素が爆発。
ミスリードしまくりだけど、アレはやっぱりでした。 -
デビュー作と同様に「タイトルそのままかよ!」
目の覚めるような異形っぷりも同様。
しかしアイディア勝ちだなー。 -
もう滅茶苦茶。
人面瘡が出来る奇病が蔓延し……って、おっ何か面白そうだなと思ったら、もう滅茶苦茶な設定のゲテモノミステリーでした。
人面瘡の設定だけは面白いが、中二の妄想ノートを小説にしちゃいましたってくらい設定が雑。
途中から双子や入れ替わりのトリックが出てきたり、探偵が出てきて推理が始まったり、もう支離滅裂としか言いようがない。
小説なので骨董無形な話は歓迎だが、いかにも現実にありそうと思わせないと、意味ないんだよな〜。
まー、特にこの本を読む意味は無いです。
というか、時間の無駄です。
評価につられて読まない方がイイと思いますよ。