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- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041074138
感想・レビュー・書評
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面白かったです。
ほうほうドイツ、ああこれあの例の人が絡むやつって、思って、なんかこういうのは某佐藤さんが扱うやつっぽいなどと思ったり。
面白かったけど、上田先生には、歴史上のどこかではなく、遥か未来が見たいかな。 -
第一次世界大戦で負傷したドイツ兵士が主人公。妖術を使う不死の伯爵に拾われ、自らも魔物となって戦禍に苦しむ人たちを救うべく戦う。
SFやファンタジーが得意な作者ならではの設定だが、戦時中のヨーロッパの庶民や兵士たちの苦しみを丁寧に描いていて、むしろそのストーリーに引かれる。
「完璧な無」を求める魔物の存在を戦争の背景に置くという発想はおしろいが、ここまで史実を追うのであれば、いっそのことファンタジーやSF要素は排除して、須賀しのぶのように真っ向から戦争を描いてもよいのでは、とさえ感じた。 -
上田版『幼女戦記』、なのかなぁ…
作者への期待が大きい分、肩すかし感も大きい。
まぁ、作家としての完成はまだまだ先だ、と思っておきますか。 -
好きな作家さんだが、今回と前作(破壊の王)の歴史ものは、個人的には今ひとつ。やはり上田早夕里はSFファンタジーかな。