暴虎の牙

著者 :
  • KADOKAWA
3.80
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本棚登録 : 2097
感想 : 243
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041088975

感想・レビュー・書評

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  • うーん
    前2作に比べると、イマイチ…
    ガミさんは相変わらず素敵でした

  • スポット当てる方角が違うから
    どうしても沖の世界中心になるのだろうけど、
    欲求としては、ガミさん不在になる設定なら
    その後はもっと沖と日岡の絡みが読みたかった。
    けど、おもしろいシリーズだったなー!

  • 沖の破滅的な行動は、今後どのような顛末を迎えるのか?日岡との関係は、敵対するだけなのか?今回は残忍な場面が多く辛い気持ちとなりました。4部作に続くと思いますが、心を揺り動かす感動的な場面を期待したいです。楽しみにしています。

  • シリーズ第三弾。今回は大上でも日岡でもなく、沖の物語だと思いました。暴力では誰も救われない。ラストは衝撃の展開でした。


  • 沖の凶暴さをこれでもかというほど見せつけられる描写であったが、なぜだか沖を心底憎み忌み嫌うことができず、心のどこかで応援してしまったほどだ。

    それは、沖の生育状況を知り、彼の寂しさ、苦しさを想像できるからなのか。
    自分でもよく分からなかった。

    ガミさんは彼を救いたかったのかな。

    そのシリーズ3作目だけど、やはり因果応報よね。
    不思議と自分に返ってくる。
    正しく生きるのって難しい。


  • ずっと沖が救われて欲しいと思いながら読んだ。
    でも、ダメだったな。
    元に子どもが生まれたことも、沖の生い立ちを考えると辛い。
    ただただ、破滅への道が続くだけで、少しでも救いがあるようにと願っていたけど、悲しい結末だった。

    このシリーズの表紙が本当に素敵よね。
    どれも読み終わったあと、ぐっと胸にくるものがあるものが描かれてる。

  • 仕事で行き詰まった時、毎日一刻一刻命をかけて生きている人生もあるのだ、自分の辛さなど何なんだろうと思うことにした。こんな比較はおかしいかな。それでも一つの人生。命の重さは平等。

  • 展開が早く、かなり読みやすかった。
    悪党にも芯があり、貫いてるものがあるから、嫌悪感もなく感情移入できた。
    終盤の怒涛の展開は好みで、面白かった。
    大上や日岡が脇役で沖が主役のストーリーやけど、やっぱりガミさんが主役の話が1番よかったなー。
    日岡のキャラが変わりすぎてるのが少し笑えた

  • 昭和編のほうが面白いよなぁ


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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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