AKB48がヒットした5つの秘密 ブレーク現象をマーケティング戦略から探る (角川oneテーマ21 C 210)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
2.98
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041100462

作品紹介・あらすじ

なぜ、AKB48は国民的アイドルになれたのか?AKB48のブレーク現象を5つの視点から解明する。

感想・レビュー・書評

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  • なぜ、AKB48は国民的アイドルになれたのか?AKB48のブレーク現象を5つの視点から解明する。

  • 為になった❗️

  • AKBはソリューション
    秋元さんの作詞は、歌手にその歌手のファンが行ってほしいことをうとぁせるか、その歌手が言いたいことを歌わせるかのどちらか。
    イベント、物販、会員、制作、プロダクションの事業から成り立っている。

  • AKB48がブレイクした理由をマーケティング論に照らし合わせて論証した一冊。

    後付なので何とでも言えるし、反証事例はいくらでも見つかりそうだけど、成功するには当事者だけでなくスタッフも努力してることはわかった。

  • 欠点や短所、批判などについては一切触れずにただただ持ち上げるだけ

    こんなものでは何の参考にも資料にもならない

  • 2013/04/04
    秋元康バンザイ!
    結果、すげ〜って本。
    原因分析はされてないから、成功要因はよくわからないけど、アイドルが売れるにはプロデューサーの力が超重要と言うのはよくわかった!

  • 2013年1月11日読了。AKB48のヒットの要因について分析した本。従来のアイドルグループが、「アイドル」というすぐれた素材があり、それをいかに売り出すか?という観点でプロモーションを行っているのに対し、AKB48の場合は「AKB48」というシステム・プラットフォームを先に構築し、ステークホルダー(ファン、一般大衆、コラボ対象の企業、など)を満足させ利益を上げる仕組みを作り上げたことにポイントがあった、ということか。AKB48というビジネスが複数の利益モデルによって支えられている、アイドル的な華に欠けると言われるAKB48の各メンバーだが実際にはアイドルに必要とされる4要素をすべて兼ね備えている、などなど分析の数々は非常に興味深い。「AKB48は神だ」と言ったりするようなコアファンもアンチも、AKB48の本質を捕らえているとは言えない、というわけだな。AKB48と言うシステムは、今後も続いていくのだろうか・・・?

  • 小難しく書いてあるけど、やっぱりあの懐かしい曲調がいいんですよ。

  • ファンの方には申し訳ないが、AKB48も秋元康氏も好きではない。好きではないのになぜ読むのかといえば、仕事でAKBの事を調べなけれないけなくなったから。ま、本とは全く関係ないけれど。

    12/10/14-102

  • マーケティング理論をAKBを事例にわかりやすく噛み砕いてある。
    マーケティングの基礎を知るにもいい本だと思う。

  • AKB48をマーケティングの観点からみた作品なのですが中身がなさすぎてがっかりでした。



    AKB48に対する知識がすでにある人には当たり前すぎることしか書いておらず、逆に知識がない人にはマーケティングの専門用語が出てくるので分かりにくいと思います。


    この手のAKBのタイトルをつけた経済本は

    AKBに興味もない人にも読めるように意識しているのでしょうが、

    結局のところAKBを好きでない人は読まないってことを考えると

    もう少しマーケティングの内容を掘り下げて書いて欲しかったです。

  • AKB48をビジネスシステムとして捉えて、様々な点(特に経済学)から考察し、爆発的なヒットと長期的なプロモーションの持続性のワケを紐解いていくのは面白かった。(秋元氏の切り口など)

    だが、後半にいくにつれ少し軸がブレはじめ、
    最終的には総括したただのまとめで終わってしまい、ガッカリしてしまった。

  • ざっと読む。論証部分が面倒くさい感じだったが、AKB48はLinux的オープンソースのモデルであり、NMBとかHKTとかはフランチャイズである、のあたり納得しやすかった。

  • AKB48のヒットの秘密をマーケティングの観点で解き明かしてみようという趣旨の本。AKB48についてはあまり良くしらなかったので、彼女達が現在の成功に至った経緯や背景にある事実関係には「へぇー」と思えることも多かったが、マーケティング的な分析の方は切れ味が今ひとつの印象。フレームワークやバズワードがあまり咀嚼されないまま列挙されている感が強い。タイトル通りAKBの秘密を解き明かしたいというよりは、マーケティング用語を理解するためにAKBを題材に考えてみたという感じ。

  • タイトルがね、ほら、「7つの習慣」とかみたいでしょ。
    このタイトルの付け方がね、筆者のフィールドな訳よ。

    どうしたら食い付きがよくなるか
    ということばっか考えて、中身よりも言葉で飾り立てる職業病。
    彼は高度に病んでいると思われ、完全に自家中毒状態です。

    AKB48がすごいのはよく分かる。
    けれども、その理由づけの仕方が非常に雑です。
    理論の持ち出し方も理解してやってるのか微妙です。

    ただ、AKB48自体に関して門外漢なので
    何が行われているか、多少の概略を得ることができました。

    そこを評価してかろうじて☆2つです。

  • 今までにないモデルだからこそ快進撃を続けるAKB。ファンに支えながら成長する姿を見せるのがウリであるAKBは全国区となった今どこへ向かうのだろうか???

  • AKB48のスタイルをパソコンに例えるとリナックスというのがすごくわかりやすかった。


    ファンにとっていいようにカスタマイズできるというスタイルには驚いた。

  • もはや社会現象化したAKB48が駆使しているプロモーション戦略を、マーケティング理論で切ろうというのが『AKB48がヒットした5つの秘密』。<商品設計>や<普及戦略><市場戦略>といった視点ごとに、「ソリューション」や「イノベーション普及モデル」といった用語を縦横に使って成功要因を解説。ブレークまでの戦略を「必然」とする本書の鮮やかな説明に「なるほど」とうなずき、総合プロデューサー・秋元康の神のごとき深謀遠慮にあらためて驚嘆……というのが、著者が想定した読み方でしょう。が、「成功したビジネスモデルを、流行っぽい用語を使って後付け説明する」手法の無茶な適用例として、ニヤニヤしながら読むという味わい方も。いくらなんでもAKB総選挙に「マズローの欲求段階説」(最初が生理的欲求で、最後に自己実現の欲求がくるアレ)なんか持ち出してきちゃうのは「風→桶屋」的すぎやしませんか。ちなみに秋元康自身は著書のなかで「机上の理論にしがみつかない」「見切り発車でもいいから、とにかくどちらかにまずは走ってみる。それから臨機応変に軌道修正すればいい」((『秋元康の仕事学』/NHK出版))と言っていたり。まぁ、欲望をカネに換える装置として、いかにAKB戦略がよくできているか、ということの理屈づけとして眉につばをしながら読むのがよいのでは。

  • AKB48をシステムとして捉え、マーケティングで説明する。
    最初はなるほどなー、と思って読んでいたが、後半行くにつれ、どうでも良くなった。
    経済学なんて、後からならなんとでも言えるけど、じゃあ、最初からAKBか、それを越えるものを、設計して成功させてみたらどうなんだと思ってしまう。

  • 所詮、外部の人間が書いた後付けの書にすぎない。計算しても成功しないのがアイドル業界。運、時代などさまざまな不確定要素があり計算しても成功しない。内容も考察が浅い。一見よく調べているようだが、結構浅い情報を駆使している。AKBファンならネットで簡単に知ることが可能な内容が大半だった。

  • (推薦者コメント)
    秋元康が作り上げた金を生み出す存在としてのAKB48のブレイクの理由、ヒットの経緯。超美人ばかりの集まりというわけでもなく、超歌が上手い人の集まりというわけでもなく、超ダンスが上手い人の集まりというわけでもない「アイドル」という存在は、何故ここまでファンを集め、“金”を生み出すことができる存在になれるのか。

  • AKBはWindowsでなく、Linux。なるほど。

  • 題材に興味を持ち読みました。
    プロデューサー視点の仕掛けの話など、本当におもしろく学べました。
    しかし、自分には難しかったので、また読もうと思います。

  • Oct 31st~Nov

  • 書店で平積みされているのを見て衝動的に購入したこの本、読み終えました。

    AKB48に興味があって、ではなく、著者の村山涼一さんは以前にセミナーを視聴(受講ではなく)したことがあり、なかなか信頼のおけるマーケティングプランナーという印象があったので、氏の書いた本ならどんな内容なのかナ…と気になって購入した次第。

    読後感。
    うーん…です。

    AKBのブレークの過程を解説しながら、章ごとに「これをマーケティングのフレームワークで説明すると」という感じで理論の説明が入るのだけど、いかにもとって付けた感が強い。
    我々実務家にとっては、「既に起こったこと」をフレームワークで説明されても「まあ、何ですね…」という感じになってしまう。

    むしろ、構成としては(構成の難易度ははるかに上がると思うが)先に理論の説明をし、「さて、では実際には」という順番で説明された方が臨場感がでるかもしれない。

    あ、それよりも、AKB48の写真が一枚も掲載されていないのがいかにも味気ない。私のように(恥ずかしながら)顔と名前が一致しているメンバーが5人くらいしかいない読者のためには、ぜひとも写真を多数入れて欲しかった。(^^;; かも。

  • AKB48のヒットの現象学を解き明かした好著。ところどころ、無理矢理フレームワークに押し込んだ感は否めないが、深い洞察とレトリックによる論理的思考によって見事にヒットの解読を試みている。マーケティングという枠組みをとおして、見るべきものの見方というのを学ばされる。多少、思考の柔軟性に欠くが面白い1冊だ。

  • AKB48のヒットの理由を、マーケティング理論から分析をしている。AKB48の「経済学」が経済学の視点から分析しているのに対して、より身近な経営学の視点なので、分析は比較的よくわかった。

    具体的には、商品戦略、普及戦略、市場戦略、プロモーション戦略、最後に秋元康が考えている戦略とは何かという5点から分析している。

    感想としては、確かにあとから考えれば、いろいろな理論も後づけできるが、きっと現場では余裕もなく、必死にやっている間に、経営学の理論にそったことをやっていた感じが強いのではないだろうか。でも、本にすると考えがあってやっているように見えるが、その実偶然なことも多い。

    経営学の理論の基本は、経営がうまくいったらそのことを事例研究することで、それを理論化することが多いが、この本はうまくいった事例を後から理論で説明しているように感じた。読んでもよいが、ものすごく新しくためになるわけではないのが☆4つ。

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