- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102664
感想・レビュー・書評
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信頼し合う繋がりの温かさを感じる。血縁がなくても、なのかな。
4兄妹を、頑張れ!とつい応援したくなる。
“ 恨むことは前へ進むエネルギーを奪う " は名言と思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絆ってすごい。
血の繋がりにあぐらをかいていてはいけないんだなぁ。 -
それぞれ母親が違う4人の兄弟が
父親が亡くなったのをきっかけに母親に会いに行きます。
青春物?家族物?ミステリ?
いろいろ混ざり合った小路さんの話好きです。 -
多作の小路さん、久しぶりのヒットや!
また家族モノか、ともちょっと思うが好きなモンは好き。
分かりやすいし、清々しいですな。 -
長男・山(サン)に「楽園の話を、聞いてくれないか」と微笑み、亡くなってしまった父。
雑誌の編集者だった父は、海辺の家で隠居生活をし、四回結婚&離婚で、山のほかに、紫(ユカリ)・水(スイ)・明(メイ)の母親が全部違う異母兄妹をもうけていた。
父のいない初めての夏休み。
兄妹たちは自分たちで宿題を決める。
それは、それぞれ自分を捨てた母親に拒絶されることを覚悟で、父が死んだことを伝えに出かけるということ。
夏休みの終わり。
山は父の真実を知り。
父の言う楽園の意味を知る。
15 -
楽園を守る決意が、すごく兄ちゃんな感じ。
良い。 -
最後の最後にようやくタイトルの意味にたどり着きました。父の思いは重くて深いけど、文字にするとしたらやっぱりカタカナが似合うかもしれない。
この作者は本当に人が好きなんだろうなぁ。
強くて、しなやかな人になりたいな。 -
海の近くの一軒屋に、父親と暮らす、山紫水明(サン・ユカリ・スイ・メイ)の4人は、母親が全部違う異母兄弟。ある日突然父親が亡くなり、遺言にあったそれぞれの母親に会いに行く。母親たちが去っていった理由が明らかになる。
家族に悲しい思いがある人ばかりだけど、でもとってもイイ人に出会ってる。ラクエンあるよ。
父さんは、絵、ファッション、ピアノ、サーフィンと多趣味多才。「一時代を築いた伝説の雑誌」の元編集者。そして4人の子どもたちを育てる父親、かっこいい! -
破天荒な!?父親の突然の死。残された四人の異母兄弟がそれぞれの母親に会いに行く…この作者らしくみんな好い人ぎ~でもそれがいいね~
2013.1.31 -
初めて読む作家さんでした。癒し系の作品。出てくる人がみんないい人過ぎてリアリティが無かったけど、一日の終わりに一章読むのが楽しかった。いい時間を過ごせました。