シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ"が原因だった! (ノンフィクション単行本)

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105276

感想・レビュー・書評

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  • 最初に友人に薦められた「肌断食」は化粧品をやめるという内容だったのだけど、いろいろ調べていくとシャンプーとリンスも駄目という情報が出てきます。
    ということで、脱シャンプーに関する本で勉強せねばならなくなった次第。
    どちらかというと薄毛に悩む男性に向けられている本のようですが、女性に対する記述もちらほらあるのでそこまで気になりません。
    外で読む時に書名が気になるくらいかな。
    それもカバーをかければ解決です。

    顔も頭皮も体も「洗いすぎ」が悪いというのが共通するようで、これは通院している皮膚科の先生も言っていた。
    シャンプーで洗うというのはもうそれだけで「洗いすぎ」に該当するらしい。
    皮脂を取り過ぎでしまうから頭皮はもっと皮脂を出さなきゃならなくって皮脂腺がどんどん発達してしまう。
    発達した皮脂腺は髪に必要な栄養も取ってしまうし、皮脂をどばどば出すからべたつくし臭いの原因にもなるとのこと。
    なるほど。
    シャンプーを使わなくすれば最初のうちは皮脂過剰な状態が続くからべたつきが気になるけれど、次第に皮脂腺が減り始めますよというお話だった。
    なるほど。
    とにかく最初のべたつきを乗り切れるかどうからしい。
    この本にもコツは書かれているし、ネットで検索すると実践者の方々の体験談も結構ある。
    いくつか熟読してやめてみて半月くらいですが、べたつきは軽減してきました。なくなってはいないけど。
    何よりも背中のにきびが劇的に改善しております。
    もうこれだけで頑張れるというものです。

    …って、なんか宣伝ぽくなりました。すみません。

  • 宇津木先生の主観が多くてちょっとどうかと思いながらも読み進めていくと、けっこう自分が考えていることと同じだったり似ていたりすることも多くて参考になった。
    水シャンはちょっと無理かもと思ったが、少しづつ取り入れながら自分流でやってみたい。
    どなたかが書かれていたが、「大人の自由研究」として楽しみたい。
    化粧品をすべてやめるのも難しいけど、使用量を少なくしてみようと思う。

  • シャンプーをやめると、髪が増える
    抜け毛、薄毛、パサつきは"洗いすぎ"が原因だった!
    宇津木龍一

    ∞----------------------∞

    肌断食と湯シャンはセットかな(宇津木先生は湯より水推しです)。

    毎日当たり前のようにシャンプーをしていると頭皮の皮脂量が増える。湯シャンはその大量の皮脂分泌が徐々に減っていくのを我慢しないといけないという努力から始まる。

    シャンプーが恋しいなら「純石鹸+クエン酸」
    シャンプーに手を伸ばす前にまずブラッシングを。

    2022/08/21 読了(図書館)

  • うーん、どこまで信じたらいいものやら

  • 肌断食に引き続き、こちらは湯シャンのススメ。
    長年シャンプーサーフィンしてきた身としては、大変恐ろしい内容でした。。

    けど、頭皮は先生の専門分野と少し違うのと、シャンプーの話だけでは少ないせいか、科学的な説明以外にも話があちこちに飛んでいきます。
    先生が日頃思うことが書かれてる感じ。
    面白いですけどね。
    子供は不潔に育てた方がいい、とか、体から出たものの汚れは全て水で落ちる、とか、初めて宇津木式を知った人は到底受け入れられないであろう事も沢山書かれてる(笑)
    知り合いの家はゴミ屋敷ですが、お子さんは喘息になっていました。やっぱり不潔な程良い訳ではないんでしょうね…。

    あんまり人に教えたくないですが、シャンプーとかその他洗剤の使用が減ったら海や川は大部綺麗になりそう。
    いつかタバコと同じように、気が付いたら使ってる人ほとんどいない時代が来るのかな。

    ¯¯追記¯¯
    やはり湯シャンはハードル高いですね。
    この本宇津木先生の実体験が軸になってるのですが、先生は乾燥肌&坊主刈りのようなので、脂性肌やロングヘアーだと簡単にはいかなそうです。
    取り合えずシャンプーには戻りたくないので、石鹸シャンプー&クエン酸から取り入れました。これはいい感じ。
    生え際の産毛が明らかに増えました。

    最近はバカンス期間のため、湯シャンに切り替え中です。ですが髪がごわごわで辛い…。
    臭いが気になるという話をよく聞きますが、そういう人は体臭自体に臭いがあるのかも。
    肉たくさん食べてると臭くなりますよ。肉の適量は1日50~150gでしたっけ?結構少ないんです。お昼に定食屋行ったりするとその1食で軽く越えます。
    あと、先生はドライヤーあまり奨めてませんが、ロングヘアーはよく乾かさないでほっとくと雑巾の臭いになります(笑)

    --更に追記--
    完全湯シャンはやはり坊主刈りの人以外には無理かも。
    いろいろなブログなどを漁ってみて、ある程度髪が長い人で、数年に渡って湯シャンに満足してる人を見たことがないのです。
    最終的な問題は手触りのようです。
    皮脂にはワックスが含まれてるそうで、それはお湯では落ちないみたいです。
    その結果、髪が蝋を塗ったように重く束になってしまうんです。
    手触りは、汚い犬を触った感じ(笑)
    本書にはそれが本来の髪の状態と書かれてますが、やっぱりさらさらした感触の方が自分も周りの人も気持ちいいと思います。。
    櫛でよく溶かすと改善するみたいですが、石鹸シャンプーすれば一発で綺麗になるので、その方が楽ですよね。。
    という訳で、私は石鹸シャンプーを続けていこうかな。

    あ、あとあと。
    ゴミ屋敷の知り合いの子供が喘息と書きましたが、最近藤田紘一郎先生の本を読みまして。
    アレルギーには食生活がかなり大きく関わってるらしいです。
    確かに、その知り合いは子供にお菓子ばっかり食べさせてましたので、食事にも無頓着そうでした。
    なるほどー。

  • 既にネットで散々情報を集めた後のため、目新しいことはなし。まぁ継続して試してみる。

  • 極端な気もするけれど、やってみようかな…と思いました。化粧水、乳液、美容液、アイクリーム、ネッククリーム、洗い流さないトリートメント、リンス、コンディショナー…「これがないと絶対だめ!!」という強迫観念をこれでもかというくらい今まで植え付けられていたのかな、とこの本を読んで考えさせられました。これからは「なくても、もしかしたら大丈夫じゃない??」という観点でいこうと思いました。

  •  これが新しい常識になるのかもしれんなー、と思いつつ。
     そもそも毎日シャンプーするなんてのは高度成長期後半の……ここ最近の常識なのかもしれないね。

     いろいろなものを読むにつれ、ヒトの体をヒトが思うがままにできる、というのは科学万能時代の信仰なのかもしれない。

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