部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本)
- 角川書店 (2013年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041106174
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
会社での働き方が実によくわかる。山本五十六の言葉は、今でも通じる。
「やってみせ、言って聞かせ、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らじ。」
また、部下を肯定的に評価するための褒めると叱るの割合に関し、ロサダの法則が通常3:1であるところ、優良企業、超優良企業になるにつれ褒める率が6:1から9:1に上がる点も面白かった。 -
2019/3/22 読了
-
◆気づき
60点なら合格点
全員が60点を取れるようにするのがマネージャーの仕事
自分なら80点取れるという気持ちはぐっと抑える
仕事を任せられない上司は、人の能力、時間は有能であるとわかっていない
目をかけられる人数は3人
プレイングマネージャーであることをやめ、マネージャーに専念する
苦手は克服しなくても良い -
SONYのReader Storeで電子書籍版を購入
まだマネジメント職で無い私が、マネジメント視点を得るのにちょうどよい本だった。
仕事を「任される側」からみて、上司たちが求めていることを的確に理解して業務を行うことが出来れば、よりよい仕事が出来る気がする。
これは職場のみんなに読んで欲しい本。紙で買ってたら貸すのに。 -
マネジャーとしての心得やスタンスのあり方がよく分かる。
プレイヤーとマネジャーは全く違う能力を求められる。
稲盛和夫氏の本にもあったが、マネジャーや経営者たるもの、小手先のテクニックではなく、内側からにじみ出る人格や人徳が必要。人としてまっとうな人間でありたい。
・上司が持つべき権限の感覚
・権限の範囲を明確にする
・任せたら口をはさんではいけない
・権限をとりもどしてはいけない
・任せ方のパターン
・権限の範囲内で好きなようにやらせる
・仕事の一部分、パーツを任せる
・上司の仕事を代行させる
・的確な指示をだすための4つの条件
・期限を示す
・優先順位を示す
・目的、背景を示す
・レベルを示す(半製品か完成品か)
・部下が10人いるなら、まず10人全員が「毎回60点とれる」ように
・1冊の古典はビジネス書10冊に勝る
・方法序説
・アメリカのデモクラシー
・想像の共同体
・韓非子
・ニコマコス倫理学
・山本五十六
「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
-
部下が増えることになったので、タイトルに惹かれて購入しました。ここに書いてあるダメ上司の典型が私でした。なんでも自分でらやらないと、確認しないと気が済まない。組織を強くするには権限を持たせたら口出しせず、任せていかないとダメですね。。。勉強になりました。組織のトップに立つ人に、読んでもらいたい本です!
-
仕事を頼むということは、以下のことを明確に伝える必要がある。
期限・・・いつまでに仕上げるものか
優先順位・・数ある業務のうちどちらを優先するか
仕事の背景・・なぜ、この作業が必要なのか
要求レベル・・どのような完成度を求めるのか