部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本)

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106174

感想・レビュー・書評

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  • 結構自分でやってしまうところがあるので、任せ方からきちんと学ばないとな、という問題意識で購入。任せるのにも作法や原則があると知る。権限と範囲を示さないと、ただの「丸投げ」だ。

  • 示唆に富んだ内容が多いし、明日から使えるアイデアに溢れていた良本。部下の仕事は100%の完成度を求めない、という事が書いてあり、確かにその通りだな、と思った。高い完成度を求めすぎるとお互い不幸になるからね。折に触れて読み直してみたいな、と思った本。こういう本は電子書籍で買うのが正解な気がする。

  • 短所は直さない。長所を伸ばす。なるほど。

  • タイトルのプレーイング・マネジャーの意味が読む前は分からなかったが、部下に仕事を任せたら自分の方がうまくできると考えずに任せ切ることが大事だと思った。部下にうまく仕事を任せられる人が、上司としての器も大きくしてくれる。

  • 上司はシュートを打ってはいけない。パサーに徹する。
    メッセージのついたパスが良いのは、サッカーと同じ。

  • 上司の役割は、部下への依頼(責任範疇、役割、優先順位)をくっきり明確にすること。そこを突き詰める。それの基となるのは「人の本質を知ること」旅、出会い、本がその能力に磨きをかける。

  • ーーーー山下2017/4/25ーーーーー
    【概要】
    大手の管理職向け、という印象がある仕事の任せ方について書いた本
    【評価】
     50点
    【共有したい内容】
    ・権限の範囲を示さない振り方を「丸投げ」という。
     「任せる」とは、権限に範囲を明確にしたうえで適格な指示を与えること

    ・的確な指示を出すための4つの条件
    ①「期限」を示す
    ②「優先順位」を示す
    ③「目的・背景」を示す
    →目的と背景を説明しておかないと仕事の全貌がわからず言われたことしかできなくなる。部下の創意工夫を引き出すためにも目的と背景を伝える。
    ④「レベル」を示す

    ・部下を育てる基本は、責任を持たせること。
    部下の仕事の出来栄えが50点だったとします。この時、自分で修正するのは簡単ですが、それでは部下の能力はあがりません。時間が許す限り何度もやり直させるべきです。

    【読んだ方がいい人】
    上司
    【どういう時に役に立つか】
    部下に仕事を与える時にどう指示を出していいかわからない時、どこまで任せるか悩んでいる時
    【自由記述】
    大企業の課長職以上の人に向けた本という印象。
    逆に、部下の定義はなんだろうと思った。SRAでは明確にこの人の部下という関係はなく、だからこそ自分から教わりに行き、いろんな人から吸収できる反面、教える側も責任があいまいになり管理職が育ちづらい環境があるかもしれない。

  • 部下への仕事の任せ方で、一番腑に落ちたのは、やるべきこもを話すとき、期限、目的背景、レベル感、優先順位を伝えるということ。

    部下のいいところを生かすこと。そのためには他の部分をアウトソーシングなどしてもいい。適材適所、が理念にある。

  • 良かった。グッと来る一文があったよ。

  • 5人以上の部下を持ったときの、仕事の進め方や心構えについてかいてある本。

    内容は非常に良かったのですが、購入した目的とはずれていたため星四つです。
     最近、仕事で3人チームのリーダーをするようになったため手に取った本でした。リーダーとして具体的にどうメンバーと関わり、チームとしての力をあげていくかについての示唆がほしかったのです。任せてばかりでも部下は力がつかないので、少人数チームのリーダーが実践するには一部難しいと思いました。おおよその内容は良かったと思います。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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