- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041110782
感想・レビュー・書評
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マリー・ジョイの言う通り。日本人はずっと言えないことが多すぎるんだね。
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祭りのあと。
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色々考えさせられたけど、一番感じたのは親子の難しさでしょうか。塔子さんの境遇が似ていて、とても共感しました。そういうの、子供にはわかってもらえないものなのかなと悲しくなります。日々いっぱいいっぱいなのに金銭的なことは太刀打ちできないです。
ささやかだけど幸せな気持ちで人生を過ごしたいです。 -
以前ペンションだった所にシェアハウスのようにして暮らす5人。
それぞれ訳あり。
かおるさんは再び帰ってくるか、そしてマリージョイと拓海は結ばれるのか?
後は読者がそれぞれ妄想すべしということかな?
塔子さんの息子はイギリスで恋人が出来て、それは同性愛ではあるけどすんなりと受け入れてるところはいいなと思いました。その相手が母親を大切にしなさいと言ってくれているのが嬉しかったんだろうな。
虹さんはどうするのかな?
そしてムーンライトインは存続するのかな?
と色々読み終わってから思いに浸っています。 -
生まれ持った宿命をやり遂げるために
こうやって人と関わるようにできてるんだろうなぁ
息子って連絡してこないもの
男は女次第
って、納得。 -
自然の美しい片田舎で、お料理好きな人、介護士の資格を持つ人、野菜や果物を育てる人、立ち入り過ぎない適度な距離でみんなの得意なことを持ち寄って暮らせたら…
そういう夢のような暮らしを、みんな長くは続かないと知りながら送っている。
読んでいて、私にはこういう事情があるからこんな生活はムリ、と思ってしまうけど、登場人物たちもちゃんとそういう事情を持っていて、ただ羨ましいお話で終わらないところがいい✨ -
幕開けは、どこか奇妙で不穏なムード。
読み進めるうちに、登場人物の背景が明らかになり、印象が変わっていく。
つらい時は逃げ出してもいいから、とりあえずやるだけやってみよう、と思える作品。 -
良かった。一気読みした。後半はティッシュが手離せなかった。色んな世代の親子関係や恋。主人公拓海がもう少し深く掘り下げてたら、と。
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其々の事情を抱えた5人が一軒の家に一緒に住む。そこは都会から離れた寂れた避暑地の様なところ。
そこに暮らすも其々の事情は抱えたまま。
その事情がどれも中々気になる内容。
この5人がどう事情を切り抜けるのか。
事情も思いも其々なんだよね。