- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041110782
感想・レビュー・書評
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著者のベスト本、更新しました!
人はいつになっても、何かを抱えて生きているもの。
若くても年老いても。
3世代の女性、それぞれにとても魅力的で、したたかでありそして可愛らしく描かれていました。
この先、みんなが幸せになれますように・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある日、偶然なのか必然なのか、わからないけれど、シェアハウスのように住むようになった、老若男女の4人。
各々は各々の事情を抱えていて…。
読み進めるうちに、各々が抱えている事情や気持ちがわかってくる。
どうなるんだろうと思いながら、読み進めた。
若い二人に幸あるといいな。
いくつになっても、相手を想う気持ち、想える相手がいることって素敵だなと思った。 -
一気に読んだ。こんなシェアハウスの行く末は悲惨な事件になったりしたのを見聞きしたのでどうなるもなのかとハラハラしたけれど登場人物は、それぞれ訳あり人ながら善人だった。家族のいない人はこれから益々増えていくだろう。こんなシェアハウスあったらいいなあ。
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マリー・ジョイのキャラが最高。期待どおりのエンディング(予定調和的とも言えるけど、、)で読後感もすっきり、、というか、この幸せ感はなんでしょう? 中島京子マジックというべきか。。。映像化して欲しい!
マシュマロの正しい(?)食べ方を学んだので、緊急事態宣言のGW中に試してみます。-
そうですよね!なんか読後感よかったですよね、マリージョイとたくみの会話のテンポもよかったんだと思います。そうですよね!なんか読後感よかったですよね、マリージョイとたくみの会話のテンポもよかったんだと思います。2021/11/14
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2021/12/04
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みんなそれぞれ抱えているものをお互いいたわりながら、以前ペンションだった虹さんのもとへ
世代を超えて住んでいる素敵な空間。
みんなそれぞれが、どこかにいそうなキャラクターや問題で親近感をもってあっというまに
サクサク読んでしまいました。
大人の夏休みという感じの素敵なお話でした。 -
著者の「やさしい猫」が内容の濃い、読み応えのある本だったので、別の作品を読みたくなり、本書を手に取りました。
タイトルの夜逃げの宿屋?の通り、事情のある人間が集まるシェアーハウスを舞台に起こる出来事。
ラストに起こる結末は、ありきたりの予定調和の結末ではない終わらせ方でストーリーの厚みを増した様に思います。
「やさしい猫」の様なメッセージ性はありませんでしたが、ストーリーの最初の掴みから結末まで読者を引き込む筆力に感心もし、また、楽しまさせていただきました。 -
想像していたストーリーと違ったwww
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流されて生きる日常に、ふっと訪れるアクシデントあるいは衝動。本当の転機になるかもしれないけれど、いっときのバケーションなのかもしれない。そんなこと自分にも誰にも分からない。