ひとりぼっちじゃない (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 124
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041125342

作品紹介・あらすじ

「僕はずっと、誰かに僕のことを知って欲しかったのだと思う」歯科クリニックに勤める雇われ歯科医のススメ。小さい頃から人とのコミュニケーションが苦手な彼は、スマートな他の先生たちに憧れ、歯科衛生士たちの反応を過剰に気にし、前向きに生きるためにつけたはずの日記にもいつしか毒を吐いている。やがて、アロマオイルの店を営む宮子さんに恋心を抱くが、彼女にはある秘密があった……。

感想・レビュー・書評

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  • 映画ありきで手にとってみたけど 主人公が本当に病的に日記に 記すからちょっとこわいくらいやった 自意識過剰すぎつらい

    でもまじめで強く生きようとする所とかは すきになれた

    どんな形でも自分自身が納得する 生き方をしたいし、してほしい。

  • 個人的にかなり面白かった。

    飛行機で読むために持っていったけど
    数ページしかすすまず、しばらく積読本化していました。改めて最初から読んでみたけど、色んな名前がでてくるのが覚えられなくて(笑)
    もうわからないまま読んでいたけど、主要人物はそんなに多くないので大丈夫だった。
    「僕の日記」には感情や想いが詳細にかかれていて、自分も心情を日記にしたらこんな感じかもって共感できて、わかるわかるってそこが面白かったのかも。最後の終わり方もいつもの私だったらモヤっとしそうだけど、この話はこの終わり方で大満足。
    映画化されてるんですね、ススメ先生の井口さん、ピッタリって感じ。

  • 長かった
    でも3年分?くらいの日記を読んでるわけだから納得のボリュームでした

    ススメ先生は悪い人じゃないし、よく言えば思慮深くて慎重派だけど、
    考えすぎて、ときどき突拍子もない行動をとるから読んでいてヒヤヒヤするし怖かったです
    “それ大丈夫?”“やめといた方がいいのに”って何回思ったか

    だけど、他人の気持ちが分からなくて右往左往したり、ぐるぐる取り留めのないことを考えたり、共感する部分も多かったです

  • 日記仕立てなのですごく好き。
    井口ぴったりやと思う。
    ススメにシンクロしすぎてしんどいときもあったけど川西がいいやつでよかった。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50313666

  • 医学部分館2階書架 : 913.6/ITO : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410169193

  • 請求記号 913.6/I 91

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00629796

    人気脚本家が10年の歳月をかけた恋愛小説!
    「僕はずっと、誰かに僕のことを知って欲しかったのだと思う」歯科クリニックに勤める雇われ歯科医のススメ。小さい頃から人とのコミュニケーションが苦手な彼は、スマートな他の先生たちに憧れ、歯科衛生士たちの反応を過剰に気にし、前向きに生きるためにつけたはずの日記にもいつしか毒を吐いている。やがて、アロマオイルの店を営む宮子さんに恋心を抱くが、彼女にはある秘密があった……。解説・井口理
    (出版社HPより)

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著者プロフィール

1982年生まれ。行定勲監督作品に参加し、脚本を勧められ「Seventh Anniversary」で脚本家デビュー。以後、行定監督とタッグを組み、「世界の中心で、愛を叫ぶ」(共同執筆)「今度は愛妻家」「つやのよる」などの映画脚本を手がける。2019年、10年をかけた恋愛小説『ひとりぼっちじゃない』で小説家デビュー。同作は自身が監督して映画化される。

「2023年 『サイド バイ サイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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